4月も中旬になりました。

帰国してから既に2週間以上が過ぎました。

結局、パリを出てから、カタール・ドーハを経由して大阪、そして新幹線で小倉までの旅でした。
まずカタール航空は、最近のサービスランキング1位であるだけあって、エコノミーでも十分な座席間隔と、機内食の充実さに驚きました。
ただ、ドーハ空港にはタラップがほとんどなくバスでの移動がチビ連れにはしんどかったです。
それと家族の荷物が段ボール3箱(船便別送)は別としても、スーツケース4つとその他小物で120kg程になり、空港内の移動は大変なものでした。
大阪国際空港に着くと、すばらしい日本の宅急便で自宅まで送ってもらえるので、やはりサービス大国日本は凄いと感心しました。

帰国してみて感じることはいろいろでした。
帰国して良かったことは
・全ての移動が便利
・食事の選択肢の豊富さ
・お風呂と広い洗い場
・安い日本食(特に納豆!)
帰国して残念に思うことは
・アルコール類の値段の高さ
・空気の汚れ
・街などの異様な明るさ(原発ゼロの電力供給不足???)
・テレビのつまらなさ
・政治のお粗末さ

結構残念に思うことが多いです。

4月からは職場に復帰しましたが、こちらは留学前とは大きな変化が・・・。
なんとトップ、ナンバー2が異動し、さらに2名の常勤スタッフが退職。
そして人員補充なし!
詳細はここでは書けませんが、なにやら大きな流れの変化が起こっております。
その割には今は比較的忙しくなく、それ程の混乱はありませんが、とにかく会議が多いです。
そして全く進展や結論を出さないものが多いです。
会議の多い会社ほど業績が悪いといわれますが、何かここにも当てはまるような気がしてなりません。

形より実を優先するヨーロッパから帰りますと、なかなか日本の「形」重視はきついものがあります。

ただ、私の所属する講座内の日常業務は大幅にスタイルを変えることができ、人員が少なくなった分、実を優先した内容にしています。

気負いをせずに粛々とこなしていこうと思います。

それにしても早く渓流に行きたい!
来週末は帰国後初の釣行を計画中です。
遊びのために働きます(当直中)

とうとう帰国まで約1週間となりました。
今月末からは夏時間に切り替わり、また良いシーズンに入っていく気配を感じます。
日本の年度末帰国を半年延長する先生がいらっしゃいますが、その気持ちがよく分かります。

さて、大学病院研修もほぼ終わりました。
昨年から続いた研修も約1年。
外来、病棟、手術室を行き来することもなくなると思うと寂しい気持ちににもなります。
その反面、早く帰国して日本での診療に戻りたい気持ちも多くあります。

今回の留学では、診療行為に関する許可自体は正式にはおりていませんでしたが、教授判断のもとでの行為は許可されていました。
ですので、単独診療はできないまでも、手術室内での診療というか医療行為はさせて頂き、教授はじめ講座スタッフへは感謝の気持ちでいっぱいです。
日本の助教は、こちらではAssistant Professor、すなわちProfessorの称号がつきますので、否が応でも一部の人からは「Prfessor」と呼ばれます。さらに、こちらのドクターは医師・歯科医師両方のライセンスを取得しておりますので、歯科医師のみのライセンスでの診療というのは元来あまり許されないのだと思います。
その状況下で行う処置については、やはり当初は単純な処置でも緊張しました。
周囲も興味津々でみる事もあり、つまらないところで上手くいかなかったりするも、なかなか理由を上手く説明もできず、苦い経験も多々ありました。
留学以前に、ある先輩から「必ずどこかで試されるから」というアドバイスを頂いておりましたが、確かにそのような時期というのはあったと思います。その中で結果を残し、徐々に信頼を獲得し、さらに毎日病院に行くことで、「guest」から「colleague」という風に、紹介されるときに「同僚」として扱われるようになったときは嬉しかったです。

日本で積み重ねた技術というのは基本的にはこちらでも通用することがよく分かりました。
ただ、こちらでは全く評価されない、というか興味を持たれない部分というのも多かったと思います。
「・・・はどうするの?」とか「・・・はしなくて良いのか?」という質問をしても、「なんで・・・するの?」と逆に聞かれたりする始末でした。結局、その結果は外来での患者診察で確認して、自分でその答えを見つけないといけないのが大変であり、一番の勉強になりました。
そういう意味でも、今回の留学では病棟、外来、手術室の三箇所を回れたのは大きかったと思います。

こちらでの研修ではいろいろな事を学びましたが、その一番大きいことの1つにプロ意識の高さが挙げられると思います。
これは決して医師側だけでなく、受付、看護師、秘書、全ての職種のそれぞれが自分の仕事の役割を把握し、それを邪魔されることを非常に嫌います。
手術中なども器具が欲しくて、その名称が分からず勝手に器具台から取った時に手を叩かれることが何度かありました。
逆に、自分の領域の仕事を他になすりつける人の評価は非常に低いこともはっきりしており、当たり前といえば、当たり前ですが、あらためて自分の職種としての役割を考えさせられ、またコメディカルといわれる人との連携の重要さも感じました。

自分の役割はいったい何なのか、こういう事は日々の業務の中にいると考えることがほとんどなく、翌日の診療のことを考えるだけで、大きなビジョンというのはなかな持てないのが正直なところでした。
今回のこの一年で本当に贅沢な時間を得ることができたので、帰国後は一つ一つ着実に進んでいきたいと思います。
想像できないことは実現しない。
しっかり想像できたので、あとは実現あるのみです。
頑張ります!!

あとは「立つ鳥跡を濁さず」をモットーに周囲にお礼をして、無事に家族揃って帰りたいと思います。



yamakenの日記
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とうとう3月になりました。
留学期間も残すところあと3週間。
やっと通勤時間帯が薄明るくなり、これから徐々に良い季候に移り変わる気配を感じる日々です。
1年間という留学期間は、他の分野の先生と比較しても短く、やはり2,3年はいるべき所ですが、大学の都合上しょうがないところがあります。
仕事的にはそれでも充実した1年でしたので、それなりに満足しております。
ヨーロッパ生活を満喫するという意味では、正直きりがありませんので、結局、時間とお金が許す限りで楽しむ他はありません。
2年間あれば、この1年を踏まえて、次の1年の予定を立てたいところですが、本当にきりがありませんね。

さて、この期間に一度は足を運んでみたかったヨーロッパサッカー観戦がやっと実現しました。

ドイツ・アーヘン大学でお世話になっている先生が日本代表・香川の所属するボルシア・ドルトムントの観戦チケットを手配してくれました(感謝)。
その先生と、さらにアーヘンから一人、ボンから一人の計4人で、ドルトムントまで行って来ました。
ヨーロッパサッカー観戦は9年前のバイエルンミュンヘン以来の2回目です。
以前はオリバーカーンに興奮したことを思い出しながら、向かいました。

スタジアムまでの電車、道路ではすでに黄色のユニフォームに身を包んだファンが既に盛り上がっており、皆、ビール片手に飲みながら、そして煙草をガンガン吸いながら、そしてスタジアム周辺では、ビールをよく飲むせいか大勢の人が道ばたで小便をしている姿が・・・。
このスタジアムは、ドイツ一の観客収容人数を誇り、8万人の人が観戦に訪れます。
香川の活躍もあるため、所々で日本人と会いました。
まずはグッズを買うためにファンショップへ行きました。
お目当ての香川のユニフォーム(プリントをその場で依頼)は既に売り切れ!
しょうがないのでタオルと小物を少々買いましたが、外のショップでは香川のユニフォームがありました。ただ値段が、プリント代を入れると約80ユーロ。
今は盛り上がっているけど、明日以降はきないだろうな~とちょっと覚めた気持ちになり断念。

スタジアムに入ると、すでに満員。
8万人ってこれぐらいを言うのだな~と感心してしまいました。
片面約2万人で、ドルトムントサイドの1面が、応援歌にあわせてジャンプするものだから、揺れている揺れている。2万人の人の波が印象的でした。
皆、ビールを片手に観戦。チャンスが来れば立ち上がり、危機を脱すれば拍手、相手が何かすればブーイング。
香川も先発出場で、今週3試合目で疲れが心配されましたが、何度となくチャンスメークをして盛り上がりました。
結局試合は香川の決勝弾で勝利!
一度は追いつかれて、勝利する、なかなか試合自体も見応えのある、そして香川のゴールで試合が終わるドラマのような時間でした。

試合終了直前にスタジアムを後にし、一路アーヘンまで戻り、日の丸応援団解散となりました。

留学期間とはいえ、おじさん4人がサッカーの観戦のために集まり、盛り上がり、皆、学生に戻った感じだと口々に言っていました。
今回の4人も決して普通では知り合わない人達ですが、こういう思い出があれば帰国後もお付き合いでるのではと感じました。

帰国までは大きな予定はほとんど入っておらず、これからは同僚などと送別会ではなく送別飲みを何回か繰り返し、ここマーストリヒトの小さな街での生活をじっくり味わいたいと思います。
今日はこれから教授宅に家族で訪問するためベルギーまで。
友達に会いにドイツ、教授の家に行くためベルギー。
国境に接したマーストリヒトならではです。

yamakenの日記
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