私は、数年前から卵巣嚢腫(奇形腫)があり、年に1回の経過観察の検診を受けていました。

3〜4年前からは、過多月経で生理が始まると3日目までは出血量が多く、日中はタンポンにナプキンのダブル使いをして1時間に1回トイレに行くも下着を汚してしまったり、夜ベットに入ってから翌朝起きるまでの間に3回はトイレに行かなくてはパジャマを汚してしまう程でした。

生理が終われば普段は体調も問題無かったし、

すぐに病院受診とは考えずに『年齢的に生理も変わるのかな』なんて位にしか思っていませんでした。

ただ、1年程前からレバーのような血液の塊が出るようになったのと、生理痛が更に酷くなった為

流石に不安になり、とても評判の良かった個人経営のレディースクリニックに受診しました。

子宮癌検査、頸癌検査等々を受け、『子宮癌もなく子宮筋腫もない。卵巣嚢腫はあるが子宮はとても綺麗で良い状態。ミレーナを挿入し過多月経の治療をしましょう。』との診断を受け、その前に大学病院で大腸、胃、膵臓の検査も受けて来るように言われ(消化器系の腫瘍マーカーが高値なので、卵巣嚢腫からきている数値だとは思うが念の為にと)全ての結果が分かり次第ミレーナを挿入する事になりました。

同時に貧血も酷く、内科を受診していました。

鉄剤を3ヶ月程服用すると改善されるが服薬を中止すると、2ヶ月もすればまた元の数値に悪化してしまう状態で

『輸血レベル。よく普通に生活していられるね』と担当医に驚かれる状態でした。

大学病院で全ての検査を受け終えるまでには、

予約の関係で3ヶ月以上かかりました。(結果は全て以上なし)

その結果を持って『来月にはレディースクリニックを受診しよう。』そう思っていたが、

令和5年7月末、今までに無い体調の悪さ。

目眩、息苦しさ、のぼせ、倦怠感、腰痛、肩凝り、

ついに更年期障害が始まったのかと不安になる。

そこに貧血と、ストレスから過換気も起こしてしまったりして、仕事中に体調を崩すたびに点滴を受けながら(職場が医療系)業務にあたっていました。

そんな私の様子を見て、勤務先の婦人科にセカンドオピニオンするべきだと上司から助言を頂いて、

勤務先の病院で内診を受ける事に少し抵抗はあったものの受診をしました。

結果は子宮粘膜下筋腫あり。過多月経の原因となっているのは粘膜下筋腫から。貧血も酷い事を考えても

以前からある卵巣嚢腫も含めて手術が必要な状態。

早い方が良い。と大学病院に紹介状を作成して頂き、

大学病院の予約が9月上旬に取れて受診し、

粘膜下筋腫、卵巣嚢腫共に手術の方向で話が進み

9月中旬から10月下旬にかけて、CTやMRIなど色々な術前検査を受けました。

入院は私の希望で1月上旬(子供の冬休み中に)にしてもらいました。

もう覚悟を決めて手術を受けよう!

子供の為に元気で働かなくてはいけないんだからっ!

そう自分に言い聞かせながら帰った日が

今では懐かしくさえ思います。

それと、初診の日からレルミナを服用開始して

手術まで生理を止めていましたが、あの辛い地獄の生理から解放されて凄く幸せでした。