■登山日:9月下旬
■日程:2泊3日
■ルート:1日目 中房温泉~燕岳~燕山荘、2日目 燕山荘~大天井岳~東天井岳~横通岳~常念小屋、3日目 常念小屋~一の沢登山口
■コースタイム:1日目 4時間30分、2日目 6時間、3日目 3時間
今年の紅葉登山はどうしよう?
9月に入って山小屋の空きを調べてみたらすでにいっぱい。
どうしよう、どうしよう、と言っているうちにあっという間に月末。
週末はどうしよう、北アルプスは天気よさそうだけれど…と燕山荘をチェックしたら空きが出てる!!
燕岳は3回目になるので、それだけではつまらないし。
最近はまっている縦走はできないものか…
私の体力だと縦走するには2泊必要。
ルートを探し、宿を探し、燕山荘と常念小屋の2泊で、中房温泉~燕岳~大天井岳~一の沢登山口の縦走に決定!!
穂高駅に車を止め、中房温泉にはバスで。
平日の始発のバスでしたが、3台くらい準備されてた様子。結局2台で済んだようですが。
急登の燕岳ですが、合戦小屋まで、第一ベンチ・第二ベンチ・第三ベンチ・富士見ベンチと4つの休憩場所が均等にあります。
それぞれを目標に一つずつ。。。
階段が多く、片足でぐっと体を持ち上げる動作を繰り返すので、荷物が重いと足に響きます。
第一ベンチを過ぎたあたりで、膝をつき手を使い、段差を必死に登っている女性がいました。
ケガでもしたのかと思いましたが、靴がピカピカ。
一緒にいた方の靴もピカピカだったので、多分ほぼ初めての登山ではないかと…
初めての方は燕岳は無理です!!
ジグザグと樹林帯を進んでいくと「合戦小屋まであと10分」の看板。
(登山で、「もう少し」「すぐ」とかいう言葉は信用できないのですが、本当に10分で着きました)
合戦小屋を過ぎると木が低くなり視界が開けてきます。
黄色や赤い葉っぱもチラホラ。
合戦小屋から燕山荘までが一番きついのですが、スライドした方に「上、景色すごくきれいに見えてますよ」と声をかけられ元気をもらう
そしてこの区間がきついのはみんな同じのようで…
よくわからない道の譲り合いや、変な連帯感みたいなものが登山者同志で生まれてくるのも毎回同じ。
助け合いながら最後の階段を登ると、すごい景色が開けています。
見えないものはない、くらいの景色。
燕山荘にチェックインし、お昼のカレーを食べて、燕岳に出発。
コマクサの季節は終わっていますが、枯れたコマクサの葉っぱがあちこちにありました。
咲いているときはとてもきれいです。
イルカ岩と眼鏡岩。天気がいいと映えますね
白い地面と緑のコントラストが好きです。
夕日も美しい。
燕山荘の様子はこちら