先日、断捨離に関するテーマで、
ある人の部屋の雑然とした様子、
これを片付けたい衝動に駆られる気持ち、
断捨離後のすっきりとした部屋、
これで一件落着、
そんな感じでテレビが流れてました。
部屋を綺麗に使う、それはそれでいいことかも。
ただ気になるのは、
目的が部屋を綺麗にすることだけ、にあって、
綺麗な部屋で充実した生活を送る、
ということとちょっと違うことがあるのでは、ということ。
断捨離した綺麗な部屋で、子育てをする。
綺麗好きな真面目な子供が育つかもしれない。
でもワシは、これは嫌だな。
なぜかというと、断捨離した部屋での芸術活動、
例えば、有名な画家や陶芸家が、綺麗に整頓された、
断捨離した部屋で作品を作っているのか、
絵を描いているのか、どうも想像できないから。
断捨離と創作活動、この二つは結びつくのか?
いやいや、お前は断捨離の意味を履き違えている、
そう言われるかもしれませんが、
想像力を育む、という意味で、
雑然とした部屋、断捨離で綺麗な部屋、
どちらで子供を育てたいかというと、
やはり前者だな。
街中の綺麗な公園で遊ぶよりも、
自然の中のわけのわからんところで遊ぶ方が、
数倍、楽しい、というのとちょっと似ています。
ワシに限って言えば、ということですけれど。