よく、土地の広さや、一年間に飲むビールの量、

 

それを例えるとき、「東京ドーム何個分」 という表現が

 

よく使われます。

 

 

 

 

 

言う方はそのように例えたことで、

 

正確にそのものの大きさや量を言い表したと思って、

 

悦に入っているでしょうが、

 

それを聞いて、実際の大きさがイメージできる人は、

 

何人いるでしょうか?

 

この表現は伝える側の都合でしかありえません。

 

東京ドーム何個分?

 

それなら、甲子園球場にしたら何個分になるんや、

 

思わず、こう突っ込みたくなります。

 

東京ドームの広さを認識していない人たちにとって、

 

何個分と言われてもピンときません。

 

こういう表現の仕方がいかにいい加減であるのかは、

 

以前は東京ドームの代わりに、

 

「霞が関ビル何個分」って表現していたことからも明らか。

 

霞ヶ関ビルがある一定の広さの基準であるなら、

 

今だに、霞ヶ関ビル何個分という例え方を

 

しているはずだからです。

 

 

 

 

 

 

広いということを伝えたいのか、規模を伝えたいのか、

 

まあ、伝える方としては両方という意味で

 

そのように表現しているとは思いますが、

 

一般の人は、東京ドーム何個分と言われても

 

正確にはイメージできません。

 

ですから伝わるのは、どれだけ広いのか、それだけです。

 

 

 

 

 

 

しかしこの前、漫才コンビのナイツが、本当にわかりやすく

 

「東京ドーム何個分」を用いて説明してました。

 

それはこうです。

 

「昔は後楽園球場というのがあったんですよ。その広さは、

 

なんと、東京ドーム1個分なんですよね」

 

 

 

 

 

後楽園球場を壊して東京ドームを作ったのですから、

 

これが彼らの漫才のネタのオチなんですけどね。