ラッセル泥棒とは、誰かが一生懸命に雪の中に道をつくった後に、そのトレースを追って、楽に道を辿っていくことです。一番目に歩く人は足も重いし汗だくになるしなかなか進まないし・・・本当に大変です。

2番目、3番目となると、どんどん楽になっていきます。

 

登山では、トレースを借りて、前に進めるととても有難いですが、一番最初にトレースを刻みたいときはトレースが付けられているとがっかりです。

 

動物もトレースを追ったほうが楽です。彼らは遊びでなくサバイバルですから、楽なほうがいいですね。トレースを見ると、いろんな動物の足跡が一列についていることがあります。森の動物の一人になったみたいで楽しいですね。

 

白神山地の登山口への林道の真ん中に大きな石が

 

石を避けていくと・・・

 

石じゃない!フクロウだ

 

バタバタバタ・・・飛んでいくフクロウ

 

世界遺産である白神山地の二つ森登山口まで車で向かう途中でした。日が暮れる前でした。

 

道路のど真ん中に石が落ちているじゃないですか!!

車にぶつかったら大変!

石を避けて、通り過ぎようとすると、、

 

あれ!!!!???

スローモーションのように、目と目が合います・・・

 

石じゃない、フクロウだ!!!

 

驚いて、写真を撮ろうとすると、石は飛び去って行きました🤣

 

白神山地にはミミズクが多いのです。さすが深い森の世界遺産ですね。

はじめての白神山地の思い出です。歓迎してくれたのかな??

 

ちなみに、ミミズクもフクロウ科です。

耳のあるズク。ズクは古語でフクロウという意味だそうです。耳のないフクロウも、〜ズクと言われるものがあるようです。

でもこの耳はただの羽根で、何の機能もない(解明されていないとか)そうです。

でも、警戒するときには、身体がヒュンと細くなって、この耳(羽角(うかく)という)もぴょんと立つんだそうです。

可愛いですね〜〜😍

 

他の豆知識⭐️

身体は動かさずに、首は270度回転するとか。

中国語では、猫頭鷹だそうです。鷹の顔が猫になったような鳥ですもんね〜😺

 

ブーン スズメバチだ!

手に止まった!!動いちゃダメだよ

スズメバチが言う 美味しい美味しい

ブーンと飛んでいく 刺されなかった

 

スズメバチはただ単に手の汗水(樹液だと思った?)を吸いに来ただけ。


とにかくスズメバチは見た目がこわすぎる!!でも本当はおとなしい蜂とも言われます。

見た目で判断してはダメですね、はい、すみません。

 

スズメバチは、こちらから刺激を与えなければ、攻撃はしてきません!

「顔に止まったとしても、じっと動かない。追い払ったりしなければ刺さない。」とスズメバチの講習で言われたことがあります。

 

-----

先日、スズメバチが私の手に止まりました。でも、「絶対払わない」と心に決めて、ドキドキしながら静止していました。手はグーに近い状態だったのですが、そのグーの手の中にモゾモゾとスズメバチが入ってきました!!

そして、蜂はカチカチカチカチ口を動かし、手の肉を噛んでくすぐったい・・・。

 

動かないように、ガマン、ガマン、本当に刺されないか心臓はバクバクで、じっとします。

するとスズメバチはモゾモゾと手の中から這い出し、親指まで歩いて行き触覚を両前足で撫でながら、親指の上でくつろぎ始めました。至近距離でじっと観察します。そして、しばらくするとブーンと飛んで行きました。


安心していると、またすぐやってきました(汗)

そして、また静止し、グーの手の中に入り、カチカチ、親指で触覚を撫でて飛んでいく。


また今度は、大きい仲間を連れてやってきました。私の手がお気に入りの場所になったようです。今度は一目散に場所を変えました。

 

蜂は私のグーを良い巣を見つけたと思ったのでしょうか、手の平の塩分の含んだ汗をゴクゴク飲んでいたのでしょうか。

※大人の蜂は樹液などしか口にしません。幼虫は肉食で、働き蜂が虫団子を作ってあげます。

 

かなり緊張しましたが、スズメバチの穏やかな性格を見れた気がしました。手の平での感覚は可愛いペットのようで、スズメバチに親近感を覚えました。怖い対象だったのが友達になった気分です。

 

スズメバチ=攻撃してくる=退治と言うのは人間の勝手な考えですね。

 

スズメバチ知識:夏から秋にかけてスズメバチは活発に活動します。と言っても、働き蜂のメスだけ。針があるのもメスだけ。自分たちの巣を守ろうと必死に生きています。

 

スズメバチが恐怖を感じて攻撃してくるモノ:黒色(夜は白色)、追い払う手。日中は黒い服は禁物、絶対手で払わないことです。

 

スズメバチは怖がるのではなく、友達になれると良いな♫


(今回、すぐに場所を変えられなかったのは、クライミング中で、岩にへばりついていたためです泣き笑い

 

暖かい季節になり・・

 

北アルプスなど高山帯に住むホシガラスは、冬になると、食料の得られる標高の低い森へ移動します。

春に子どもが生まれたら食べさせるために、土の中に松ぼっくりを埋めておきます。

ホシガラスの記憶力は素晴らしく、埋めた場所をしっかり覚えているようですが、食べきれずに、土の中に残る松ぼっくりもあるようです。

 

松ぼっくりは重いので、風で飛んで繁殖することができません。

ホシガラスがあちこちに運んでくれるおかげで、繁殖して森が広がります。

松ぼっくりは土の中深くに埋められても、たくさんの松の種が力を合わせて、土の上に芽を出すことができます。

そうやって、松の森は広がっていきます。

 

ホシガラスは、森づくりの達人ですね!

でも、自分が森を作って、子孫をつないでいることには気づいていないかもしれないですね!!

(他にも、カケスやリスなども、もちろん森づくりに役立っているようです)

 

 

 

 

ホシガラスは、高山帯によく見かけるカラスです。下界のカラスと違って、黒いベレー帽をかぶって星柄のマントを身につけた(?)、人懐っこい可愛いカラスです。

 

秋には一体何往復するの!?というくらい、一生懸命に、美味しくなった松ボックリを摘んで飛んでいます。収穫祭ですね!?そして冬への備えでもあります。が、それだけではないのです!それは続きで。

 

ちなみに、ホシガラスは、英語では、spotted nutcracker 水玉模様のくるみ割り(人形)です。口ばしで、ナッツをパックり割れるくらいの持ち主です。口の中には、100粒くらい種を蓄えることができるとか。

 

こちらは2021年9月28日北アプルスの劔沢にいたホシガラス。松の実を採ってきて、食事中です。

ホシガラスの食べた後。リスが食べた場合は、松ぼっくりがエビフライの形になっています。

 

 

 

山を愛するディレクター

 

健脚山岳カメラマン

 

ボッカ隊

 

ドローンカメラマン

 

山の撮影は大変です。技術はもちろん、まず体力がないとだめ。天気にも恵まれないとだめ。

下界と違うのは、携帯電波入らない、機材充電も山小屋でのみ、車がないので歩荷をお願いして水・食料は持ち運ばないとですからね。

ディレクターはすべての取りまとめ役なので超〜大変です。

 

そうやってみなさんに、山の美しい映像をお送りできるので素晴らしいことです⭐️

 

こちらは2泊3日の今回の撮影隊ですが、みんな個性あって面白い方でなんだか楽しく過ごせました。

案内役としてはディレクターさんごめんなさいと謝るのみですが、、、とりあえず色付けてもらい良い作品に仕上がることを願うばかりです。

 

撮影隊2021年8月

撮影終了後、撮影隊をパシャリ。

 

※こちらの撮影隊による映像は、BSフジ絶景百名山「笠ヶ岳」(2021年9月5日放送)です。

 

アルピニスト播隆上人

39歳で笠ヶ岳再興

笠ヶ岳から槍ヶ岳を眺め槍ヶ岳開山を決意

43歳で槍ヶ岳開講

 

たまには難しい山の歴史を。

播隆上人は槍ヶ岳開山で知られていますが、日本アルプスを世界中に紹介したウォルター・ウェストンさんが登る60年以上前に登られています。

もちろん播隆上人はアルピニズムという考えはなく、庶民にみなさんが参詣できるようにと、そのために山に登り道を開いたのだと思いますが。

現代の我々からしたら、素晴らしいアルピニストなのです🌟

 

3度目の笠ヶ岳登頂で仏が現れ(ブロッケン現象)、4度目の笠ヶ岳登頂で山頂に阿弥陀仏像を安置し笠ヶ岳を再興。

そして笠ヶ岳山頂から槍ヶ岳を遠望し、槍ヶ岳開講を決意したと言われています。

播隆上人は槍ヶ岳にみなさんが参詣できるように網をかけ鎖を設置を行ったのち、55歳で亡くなられたとのこと。

 

笠ヶ岳山頂からの槍ヶ岳

▲笠ヶ岳山頂から槍ヶ岳

 

▲朝、笠ヶ岳の西側に現れた、笠ヶ岳の影。播隆さんが登った時は夕方こちらにブロッケン現象が現れたと言われています。

 

笠ヶ岳はどこから見ても笠の形で立派な山で登りたくなりますが、笠ヶ岳に登ると、今度は天に突くような穂先のような槍ヶ岳が見えます。ここにこそ仏の道が開けるのではと播隆さんは思ったのではないかと個人的に思います。

 

槍ヶ岳からみる笠ヶ岳もカッコいいです。

 

▲槍ヶ岳から見た笠ヶ岳

 






春になり、雪解けが進み、雷鳥の毛が夏毛に変わりつつあるとき、雷鳥のオスは縄張り争いをします。争いに買ったオスは、自分の縄張りにやってきたメスと恋をします。
山頂に近いほど雷鳥にとっての環境が良く、山のてっぺんで見張りをするオスが、1番強い雷鳥と言われます(写真は浄土山山頂のオス)



夏には、生まれた子どもたちはどんどん成長します。

秋には、こどもたちは身体も大きくなって独立します。

冬は多くの動物や鳥は、厳しい北アルプスの稜線で過ごすことはできないため、標高を下げ、食べ物を得られる樹林帯まで下ります。

氷河期の生き残りの雷鳥は、厳冬に耐られうるモコモコの毛皮に変えて、厳しい冬に相応しい雷鳥の姿になります。そこに残る生き物は、雷鳥だけになります。敵が里におりたので、安心ですが、厳しい冬を乗り越えなければなりません。










雷鳥の声はカエルの声のようだとよく言われます。


北アルプスの立山地域では、雷鳥が300羽近く生息しています。


グエグエ、グエグエと、あちこちから雷鳥の声が聞こえてくるので、まるで田んぼにいる蛙の合唱みたいです。


立山では生息数も増えており、絶滅危惧種とは思えないほど。


雷鳥は氷河期の生き残りなので、豪雪地の立山では、とっても過ごしやすいのでしょうね〜