今週は問題のありそうな問題が有ったので、それを除いての7問です。

一つ目が、なぜか漢字のクイズに「QOL(クオリティ オブ ライフ)」の、
意味を問うもので、「人生(生活)の質」と言うものですね。

「終末期医療」等で話題にされているものになります。

二つ目は「袴」と言う漢字の読み方で、通常は「はかま」なのですが、
音読みになるのか、「こ」と呼ぶ事がある様です…。

で「着袴(ちゃっこ)」と言う問題でしたが、5歳のお祝い「着袴の儀」が、
読めるかどうかと言うものでした…。

まあ、一般の方が普通に使う表現とは思えませんでしたので…(笑)。

で、三つ目は将棋関連の問題の「藤井聡太」の問題でしたが、古い記事の、
成績に関するものですし、そもそも「漢字クイズ」ではありませんでした。

2020年11月16日現在で二冠(王位・棋聖)と言われても…ですよね(笑)。

で、5記事分の10問中の上記3問を除いた7問となります。


さて、いつもとはチョッと違いますが「漢字クイズ」を始めましょうね…(笑)。


最初の2問は「服」一文字の読み方ですね…。

【質問1】
「服む」の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:この場合の意味は「(薬や茶等を)経口摂取する」です
 ヒント2:「一服(いっぷく)」が薬の単位の一つですよね…
 ヒント3:「服用」でも使われる意味での「服」ですね…
 ヒント4:薬以外は別の漢字(複数)を使いますよね…(笑)

【質問2】
「服う」の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:この場合の意味は「従う・受け入れる・慕う」です
 ヒント2:「服従」からイメージして頂ければ…
 ヒント3:普通は別の漢字を使うのですが…(笑)

次の問題は「対」一文字の読み方ですね…。

【質問3】
「対」の「たい・つい」以外の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:意味は「配偶者」ですかね
 ヒント2:女性が使えない事もないのではと思います…
 ヒント3:「連れ立って歩む」がヒントになるかも…(笑)

次の問題は「七五三でしかお目にかからない飴」ですね…。

【質問4】
「千歳」の「ちとせ」以外の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:意味は「千年=とても長い年月の例え」
 ヒント2:「千載一遇」の「千載」と同じ意味ですよね…
 ヒント3:つまり「長寿」を願っている訳ですね…

次の問題は「将に関する問題」ですね…。

【質問5】
「将又」の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:意味は「それともまた/あるいは」
 ヒント2:死語ではないと思いますが「古い表現」ですね…
 ヒント3:これは単なる「当て字」だと思います…

最後の2問は「食べられる物の名前」ですね…(笑)。

【質問6】
「土筆」の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:意味は「土から芽吹いた筆の様な草の胞子茎」
 ヒント2:「野草」ですが食べられますよね…(笑)
 ヒント3:「スギナ」と言う「トクサ科トクサ属のシダ植物」です…

【質問7】
「木耳」の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:意味は「耳茸(みみたけ)という別名を持つキノコ」
 ヒント2:「中華料理」で良く食べらる、独特の食感を持つ茸です
 ヒント3:「キノコ」のイメージからは遠い茸ですよね…(笑)


では、正解発表と解説としますかね…。


【正解1】「服(の)む」 です。
「一服」は「一回に飲む量の薬」を指す言葉になりますよね…。
で、一休みの方の一服は「お茶や煙草をのむ」間の休憩を意味します。
これは中国から伝来した「お茶」が、本来の「薬」から、現代で言うところの、
「健康ドリンク」になってしまったからですかね…(笑)。
「服用」は「飲んで使う」と言う意味になりますよね。
ちなみに、「煙草を服む」と言う表現は、煙草が「嗜好品」で「薬」ではない為か、
辞書等の用例には見当たりませんでした。

【正解2】「服(したが)う」 です。
「服従」は同じ意味の漢字で構成されるタイプになり、「従う」と同じ読みです。
「服」の元々のイメージは「ぴったりと寄り添うもの」なので、着衣だけでは無く、
この「(上位の人に)従う」と言う意味もある訳ですね…。
で、ここから「受け入れる・慕う」が派生し、更に「受け入れる」から派生した、
「のむ(体内に取り込む)」になったと思われます。
まあ、色々と在り過ぎて混乱しますよね…(笑)。

【正解3】「対(つれあい)」 です。
「対」の、英語で言うところの「ペア(二個一組)」からの派生ですかね…(笑)。
ヒントにも出した様に「行動を共にする人」と言う意味ですね…。
チョッと硬い表現なので、第三者に使ったり、女性が旦那に使うのには、
違和感がある人もいると思います。
まあ、敬意は含まない表現なので、第三者に使う事は無いと思いますが…(笑)。

【正解4】「千歳(せんざい)」 です。
まあ、年齢が「一千歳」だったら、「せんさい」でも正解でしょうね…(笑)。
動物では難しいのですが、樹木だと可能ですしね…。
ヒントにも出した「千載一遇(せんざいいちぐう)」は、「千歳一隅」と書いても、
問題は無いのだそうです。
しかし、「千年に一回しか出くわさないチャンス」って大袈裟ですよね…(笑)。

【正解5】「将又(はたまた)」 です。
「将」という字には「はた」という読み方があります。
「はた」は基本的には「(動作や状況が)急に変わる様」なのですが、
「将(はた)」には「あるいは」と言った接続詞や副詞の様な働きがあります。
で、「はたまた」は「それとも」や「あるいは」という意味になりますが、
「はたまたに続く候補」を強調する効果があります。
まあ、古語なので「将又」以外は死語だと思いますがね…(笑)。

【正解6】「土筆(つくし)」 です。
これは流石に「常識問題」ですよね…(笑)。
「胞子茎」はシダ植物の花に当たる部分で、ここから「胞子」を飛ばして、
子孫を残す仕組みなので、キノコに似ていますよね…(笑)。
なので、こちらは「キノコっぽい植物」になります。

【正解7】「木耳(きくらげ)」 です。
これも「常識問題」ですよね…(笑)。
黒くて平べったいキノコで、細切りにしたものが「中華料理」に良く使われ、
お馴染みと言っても良いキノコですが、日本料理には合いませんよね…(笑)。
「キノコ」は基本的に「傘の裏から胞子を飛ばす」ので、あの形ですが、
一部のキノコは「軸」を持たないので平べったい形になりますよね…。
なので、こちらは「キノコっぽくないキノコ」になります…(笑)。
 

 

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