「DvdStyler関連」の方は「素材」を見付けたものの、
環境(使用するソフトを含む)で苦戦をしていて、
もう少しかかりそうです…(汗)。

で、昨日は仕方なく「お勧め春アニメ」で誤魔化して、
場繋ぎをした訳ですが、これも今月中にアップしないと、
意味がなくなるので、ご容赦下さい。

で、今日は「漢字クイズの日」ですね…。

こちらは「元記事」が存在していて、週4~5の更新なので、
ドンドン遅れて行ってしまいますので、休めない状況になって、
苦労していますが、手間が掛かるので、これ以上の消化は、
無理なのですよね…(汗)。


では、いつもの「漢字クイズ」を始めましょうかね…。


最初の2問は「浮世絵」関連になりますね…。

【質問1】
「儚む」の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:意味は「虚しく感じる・頼りなく思う」
 ヒント2:「浮世=憂き世=無常の世」で儚い状態
 ヒント3:「憂き世=辛い事こ多い世の中」と言う意味

【質問2】
喜多川歌麿らの斬新な浮世絵のスタイル、「大〇絵」と言えば、
どの様なものでしょう。
以下の選択肢から選んで下さい。

 1:「福」が入り「大福絵(だいふくえ)」
 2:「首」が入り「大首絵(おおくびえ)」
 3:「技」が入り「大技絵(おおわざえ)」

 ヒント1:「喜多川歌麿」はこの画法で「役者」を描きます
 ヒント2:クローズアップとデフォルメが特徴ですね…(笑)
      (中には怒り出した役者がいたそうです)
 ヒント3:「ブロマイド」は死語ですかね…

次の2問は「呉の字縛り」になりますね…。

【質問3】
「呉服(ごふく)」は「和服全般」のように捉えられていますが、
「呉服」の本来の意味を、以下の選択肢から選んで下さい。

 1:中国から伝来した織り方で作られた織物
 2:高僧の着る豪華な袈裟
 3:特別な日に着用する晴れ着

 ヒント1:「日本での話」ですが「中国の話」でもあります…
 ヒント2:「三国志(演義)」のファンなら…(笑)

【質問4】
「呉呉」の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:意味は「何度も繰り返す様・細々と念を入れる様」等
 ヒント2:「呉呉も気を付けて」と言われた事があると…
 ヒント3:広島の地名「呉」が読めれば…

最後の2問は「分ける」に関する問題になりますかね…。

【質問5】
何によってその年の「秋分の日」が決まっているでしょうか?
以下の選択肢から選んでください。

 1:他の祝日とのバランス
 2:天文計算
 3:昔の暦(こよみ)の踏襲

 ヒント1:「春分の日・秋分の日」の特殊性ですよね…
 ヒント2:この二つは政府の意向で移動する事は出来ません
 ヒント3:しかも毎年同じと言う訳でもないんですよね…

【質問6】
「野分」の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:意味は「「秋から冬にかけて吹く暴風・
      野の草を強く吹き分けるような風」
 ヒント2:古くは「台風の別名」として使われています
 ヒント3:答えは一つですが、私は別の言い方を…


では、正解発表と解説としますかね…。


【正解1】「儚(はかな)む」 です。
「浮世(うきよ)」と言う言葉は「無常の世」である「憂き世」を、
掴み処なく頼りない・儚い状態を表す「浮世(ふせい)」を当てて、
「うきよ」と読む様になった訳ですね。
ですが、江戸時代になると「儚い世の中ならば、いっそ思い切り、
浮かれて暮らそう」と言う逆説的な解釈もあったと言われています。
で、「浮世ブーム」になって「浮世絵・浮世草子・浮世話」等の、
ジャンルが登場したと言われています。

【正解2】「2:首が入り、大首絵(おおくびえ)」 です。
実際の「大首絵」はクローズアップと言ってもバストアップ程度で、
顔だけと言う訳でもないので、チョット大袈裟ですよね…(笑)。
顔を中心に「デフォルメ」して描くこの技法は、現在の「似顔絵」で、
よく用いられる技法でもあります。
「芝居の一場面」だったものから、「役者個人のブロマイド」に変えて、
今で言う「ファングッズ」にした訳ですね…(笑)。
死語だと困るので「ブロマイド=個人のポートレート」と言い換えを、
載せて置きましょうかね…(笑)。

【正解3】「1:中国から伝来した織り方で作られた織物」 です。
「呉」は「三国志」に出てくる三国「魏(ぎ)呉(ご)蜀(しょく)」の、
「呉の国」を意味するものです。
呉の国から繊細な絹を使用した「綾織」等の「機織の技術」が伝来し、
こうした技法で、「織機で織られた織物」を「呉服(くれはとり)」と、
読んだのが「呉服(ごふく)」の語源です。
「くれはとり」が「呉の国から伝来した機織(はたおり)もの」と言う、
意味で、この織物で作った服が「ごふく」ですかね…(笑)。
大抵の布は「織機で織られた織物」ですから、「和服=くれはとり」で、
ほぼ問題はないと言えますかね…(笑)。

【正解4】「呉呉(くれぐれ)」 です。
これは流石に「ヒントの出し過ぎ」でしたでしょうか…(笑)。
広島の地名は「呉(くれ)」ですね。
難しい漢字では無いのですが、この使い方は知らない方も多くて、
「この漢字だったのか」と驚かれた方もいらっしゃると思います。
「重ねて・念入りに」と言ったイメージが強い言葉ですよね。

【正解5】「2:天文計算」 です。
「春分の日」と「秋分の日」は、国立天文台の天文計算に基づき、
官報によって前年度に、次年度の両日の日程が発表されます。
「秋分」は、「昼と夜の長さが同じ日(※実際にはそれに近い日)」で、
「秋の真ん中の日」と決められた日の事ですね。
昔はこの「春分と秋分」を基準にカレンダーが作成され、それを基に、
農業での種蒔きの時期などが決められていた訳ですね。
まあ今でも農業関係者にとっては重要な日である事は変りません。

【正解6】「野分(のわき)」 です。
幾つかの辞書には「野分」の読み方に「のわけ」があり、
こちらでも間違いとは言い切れないのですが…(笑)。
実は私は「のわけ」と覚えていたので「確認」しました…(笑)。
ただし「駆逐艦の名称」なら「のわき」の一択ですね。
風が通った事で草が分かれる程の強い風を指し示し、古くは「台風」、
今でも二百十日(台風のシーズン)頃に吹く強い風をこう呼びます。
俳句では秋の季語となります。
 

 

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