今日は母の納骨だったので、忙しくて、
記事を書くのが遅れています。

まあ、これで暫くは楽になる予定ですが、
この間に先送りしていた件が…(汗)。

まあ、それは来週の事として、早速ですが、
クイズと参りましょうかね…(笑)。


【質問1】
「陛下(へいか)」という敬称のもともとの意味は、
以下のどれでしょうか

 1:それ以外はすべて下になる、最上の階級
 2:建物の最上階
 3:宮殿の階段の下

 ヒント1:「陛」の意味を知っていれば、
      答えられると思いますが…、
      知っている人は少ないと思います

【質問2】
「誕る」の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:「言葉」を先に「延ばす」場合とは…
 ヒント2:「都合が悪い」時に産み出す「噓」で…

【質問3】
「俄か」の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:「雨」でしょうかね…
 ヒント2:意味を載せると直ぐにバレます…
 (元ネタでは意味も答える問題でした。)

【質問4】
「俄然(がぜん)」という日本語の正しい意味は、
以下のどちらでしょうか

 1:急に
 2:きっぱりと
 3:絶対に

 ヒント1:普通に考えれば正解だと…

【質問5】
「絆される」の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:「絆す」の正確な意味は「繋ぎ止める」
      「自由を束縛する」
 ヒント2:「なんだかかわいそうで…」と言う、
      ニュアンスで使いがち…

【質問6】
「絆ぐ」の読み方をお答え下さい。

 ヒント1:意味は「二つ以上のモノ、人、
      事などを結び付ける」
 ヒント2:何処かで見た様な…(笑)。


では、正解発表と解説としますかね…。

【正解1】「3:宮殿の階段の下 」 です。
「陛」という字は、「天子(古代中国の皇帝)の、
宮殿の階段」という意味なのだそうで、
直接「貴人」に話す事は出来なかったので、
「階段の下」にいた臣下に内容を伝え、それを、
皇帝に上奏してもらうと言う形で行っていたので、
「皇帝につながる場所」である「宮殿の階段の下」を、
尊称として用いた…という説が有力です。
現在では「皇帝や国王と同位の貴人にのみ使用する、
最上位の尊称」ですね…。

【正解2】「誕(いつわ)る」です。
「偽(いつわ)る」という表記が一般的ですね。
こちらの表記の方が「有耶無耶」にする等の、
「誤魔化し」感が高い言い回しな様ですね…(笑)。
咄嗟に思い付いた噓で誤魔化す様な場合です。

【正解3】「 俄(にわ)か」です。
「俄雨(にわかあめ)」等、一文字で「にわか」と、
読む場合もありますね。
「いきなり」という意味と、「一時的に」という意味、
また「(病気などで容体が)急変する」と言う、
3つの意味をもつ日本語ですね。
「俄雨」は天候が急変して降り出す雨の事ですね…。

【正解4】「1:急に」です。
「強調とカン違いしている方が大変多い様です」と、
解説されていたのですが、そうですかね…(笑)。
「俄然、怒りを感じる」というような使い方が、
間違いの例として挙げられていました。
(「断然(だんぜん)」との混用との指摘でした。)

【正解5】「絆(ほだ)される 」です。
「絆される」は「情に引きつけられて、
心や行動の自由が縛られる」と言う意味ですね…。
つまり「絆」で「繋ぎ止め」られた状態ですね。

【正解6】「絆(つな)ぐ」です。
「繋(つな)ぐ」という表記の方が一般的ですね。
意味としては全く同じなのですが、「絆ぐ」の方が、
心理的な繋がりの様に感じるので、使い分けをして、
芸術性を探求すると良いのかも知れませんね…(笑)。