二月のある日の稽古に短冊を。

 「茶の湯には梅寒菊に黄ばみ落ち青竹枯れ木

  暁の霜」利休道歌百首

 陰陽の対比、取り合わせのことですね。

 陰極まる寒さの頃に、梅や寒菊は咲きます。

 木々の葉は色づいて落ちる頃、庭の垣根などは、

 青竹で設え直します。葉が落ちた枯れ木が寒さ

 に凍える早朝に、陽の朝日が輝いて冷たい霜に

 映えるのです。

 この世は陰陽で成り立ち、美しいのですね。



 水仙はまだ蕾です。


 クリスマスローズを鶴首に。雪おこし、または、

 寒芍薬という名も。


 菓子は「水仙」


 




 節分の頃に。




 乾山写しの梅茶碗。


 半ばとなり水仙も咲き、信楽の尺八花入に。

 今日の短冊は、

 「花をのみ待つらむ人に山里の雪間の草の春を

  みせばや」藤原家隆

 兼中斎宗匠の筆


 筒茶碗のお稽古。


 花きんとん

 春のお煎餅しょうゆ風味


 濃茶の稽古もしました。

 

 季節は巡り来て、また節分を迎え冬の寒さを

 味わい、春の訪れを待つ。

 ありがたい自然の営みです。