地方中堅ビルダーのウンノハウス、大手の一条工務店のほか、気になっている住宅会社が2つありました。

 

一つは地元工務店がFC加入して展開しているアイフルホーム。震災前に新築検討した際に完成見学した建物や、知人が建てた住宅の間取りがとても良く考えられていて、自分的に気になるハウスメーカーになっていましたが、久々に調べてみると最近になり内外ダブル断熱の高気密高断熱仕様のモデルを手掛けていることが判り、建築予定地近くの展示場を訪れてみました。

 対応していただいた営業の方に我が家が希望する条件(建築地の条件に合わせて高性能な平屋)を提示して相談しましたが、あまり熱意のある説明、提案もなく、ここも消化不良で終わりました。

アイフルホームも以前のローコストなイメージから脱却しつつあり、性能面でも向上していると思っていただけに、少し残念ではありますが、やはり営業マンとの相性は重要なので正式なプラン、見積もり依頼からは外しました。

 

 

もう一つは、リクシルのスーパーウォール工法を採用する地元工務店、吉成建築です。折良く2018年8月上旬に見学会が開催されていたので、完成、構造と見学させていただきました。

 

リクシルHPより

 

 

以前からデザイン性(設計力)、高性能、高品質にこだわり、県中部を中心に年間20棟以上を手がけています

建物の仕様は在来の軸組工法にリクシルのスーパーウォールを採用し、耐震性、断熱性、気密性を確保しており、基礎断熱と第一種換気システムも標準としています。最近は内外のダブル断熱となるスーパーウォールデュアルを採用した仕様も手がけています。

内外のデザインも画一的では無く、施主の希望に添ったもので施工が可能です。

 

 完成邸と建築現場を見学させて頂きました。どちらも間取りが工夫されていて、万人向けとは言えないかも知れませんが、それぞれの施主さんの要望を実現させたであろうと思われる建物でした。現地では、営業さんだけでなく、設計担当者や施工管理者の方も同席され、建物細部の詳しい説明や、換気システム関係の突っ込んだ質問にも対応して頂きました。

 

 建物のデザインや、性能、そして会社の対応も好印象だったことから、こちらにもプラン作成と見積もりの依頼を行いました。

 

 吉成建築のヒアリングは面談によるものでは無く、会社側が用意したヒアリングブックに記入して返送するものでした。家に対して希望するイメージ、仕様等の情報を夫婦間や設計者との間で共有することを目的に、必要な情報を整理しやすい設問が設定されていました。