児島湾締切堤防 | 晴れの国 ” 岡山 ” 写真日和

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児島湾干拓事業の要、締切堤防です。 昭和25年着工昭和31年淡水化開始です。

明治以降に干拓された地域では陸地の高低差がほとんどなく、水不足、塩害、浸水等の問題が深刻でした。

この締切堤防の完成により長年に及ぶ深刻な水問題は一挙に解決しました。

左側が海水、右側が淡水 この堤防により世界第2位の広さを持つ人造の児島湖が誕生しました。

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締切堤防にある水門です。 この水門の開閉により、海水の進入を防いだり、逆に降雨時には川からの雨水を放流して干拓地を守っています。

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漁業者と農業者の間で現在熊本諫早湾で問題になっているのがこの水門の開閉です。

ここ児島湾でも同じ問題を未だに抱えており、一部には開放を求める声も今だにあるようです。

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全長1558mの堤防は道路としても利用され県南部の発展に寄与しています。 右が海水 左が淡水
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