鳳凰山・地蔵岳・観音岳・薬師岳-2019-11-16 | office 岳 山登りサポーター

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毎週毎週 山登りでの出会いや経験など色々お伝えできればと思っています。山登りの事、聞いてください!!恥ずかしくないですからね!命にかかる事が沢山ありますから。

山登りの楽な歩き方個人レッスン お近くの方限定
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今回は、メンバーさんの行ったことない鳳凰三山企画で、雪もある季節の為、冬山装備を持っている横浜メンバーさんも参加してのスタート!


横浜メンバーさんは、まだまだ、雪山初心者の為、今シーズンの冬山で色々、新人メンバーさんと勉強してもらう予定の為、あくまで装備持っているだけて認識でしたが 数回雪山に行っているので、冬靴もある為、履きなれていると認識していたのですが  
なんと、かがとが擦れて靴ずれになるとの事!!

今回、選択したルートは、御座石温泉からで、ロングな上に急登が多い😅

そして、まだまだ、歩き方が完成していない為、つま先で蹴ってしまうとかがとが上がり擦れる!!

とにかく悪化させない様に、歩き方に注意し、テーピングで保護し、何度か括り直したりして、最後は換えの靴下をもう一枚、履いてもらいなんとか、悪化させずに鳳凰小屋到着😅 
しかし、このスポルティバの靴の形は、日本人足型には不向きでスカルパなどを普通に、履きこなせる方に向いている為、販売したショップさんの店員のレベルの低さを疑いますね!!ま、今回、メルカリとかで激安で売る予定ですから これを見て25センチの物を購入考えてる方はメッセージ下さい!!

話は戻りますが小屋から、地蔵ヶ岳までは、砂の急登の為、時間ロスと悪化を考えて、ショートカットルートを選択して、帰りに地蔵ヶ岳による事に変更。

小屋前で大休憩し、早めのランチ!
本日、宿泊する薬師岳小屋は、水が凍結していて提供できないので、朝飯も作れないとの事でしたから、小屋前の沢で水を補給、今回、横浜メンバーさんの荷物も軽量化する為、私のザックは18.5キロをオーバーで結構いっぱいだったので、若手メンバーさんに追加で2リット新たに水を増量してしょってもらい助かりました。
昼飯で、使ったお湯はここで再度満タンにしておきます。

さあ後半戦へ!






ショートカットルートもかなりの急登、雪も結構あるのでピッケルのみ利用して歩き方をしっかりフラットについて小股で歩けば、本来滑らずに歩けるのでアイゼンは、利用しないでガツガツのぼりましたが

横浜メンバーさんが冬靴の重さと急登続きのルートで足が上がらなくなってきて、体力、トレーニング不足が原因で失速ぎみ、それでも尾根まで上がり切れば、楽になるので、頑張って登りきってもらい。
ようやく小屋までの時間が読めてホットしましたね。
良く頑張った😊

尾根沿いは風は、強くなるので、カッパを着て防風防寒して進みます。


ここからの景色は最高で北岳を中心に間ノ岳、農鳥岳がよく見えて、満足度もあがりますね!富士山は、かなり近くに見えますよ!





13時40分ごろ無事に到着



個室を借りてのんびり、
夜叉神からのお客様が多く、まだ、ほとんど到着されてなかったですが雪があるので結構キャンセルもあり、空いてましたね!

補給した水を沸かして、明日の飲みのもを準備しながら、ワインで乾杯!のんびり出来ましたね😊


今回、オーナーさんとも沢山お話出来て、最近の登山客について問題視されてましたね。マナーも悪い事や、無謀な人、地図もコンパスもなく、道迷いが多発していることや、毎年、遭難が増えてる話、ま、アプリだけでは駄目ですからね。
あと、時間も遅くに到着する人、ホテルでは無いし、暗くなっての捜索は二次災害を招くので、探してもらえないですからね!

装備の甘さ、今回も、まともな冬山装備の人は、少なかったですね。
私どもは、冬靴、12本アイゼン、ピッケル、もう、いつ真冬の状況に急変するかわからないですからね!
それなのに、誰かの日記で軽装備で行けた話を見て真似していく、悪循環ですね、このあたりは共感されてましたね。この日も一人、御座石温泉から単独の男性が遅くにまだ、鳳凰小屋から遅れる連絡がはいり、一緒になって呆れていましたが
結局、18時すぎて薬師岳山頂付近で、迷っていると連絡あって、オーナーさんは、近いから探しに行かれて、無事に発見、全く方向違いの斜面にいたそうで、到着してからも、優し目に注意はされてましたが、本来は、捜索しない時間帯ですので、遭難したら気温マイナスで、ツエルトもなく、防寒着もあまあまでは、バーナーもなかったら、凍死してしまいますよね。

実際、彼の服装も登山用でも無く、冬山の装備どころか、登山初心者で、ほとんど揃ってないて感じでしたが
無事に付けて良かったです。 反省されてるのか疑問ですが
ま、日々、そうゆう山に対する意識が下がった登山客が増えてるて事に不安を感じられていましたね。

下山も同じルートだったの後から向かう私に注意してあげてくれとお願いされましたが 本当に死を身近に感じてない人が多すぎかなーて思いますね。

鳳凰小屋までは到着している事は、確認してるので無事に帰れてるとは、思いますがそこからも長い下りで、私達よりのんびりしていたので夕方になるとは、思いますが 日が短い冬山、早出早着をもっと意識して、ガッツと根性だけでは、急にパワーアップして重たい荷物や、ロングコースは、歩けないので、それに見合う体力や筋力、技術を身に着けて、望んでほしいと思います。またまた、長すぎましたがオーナーさんの気持ちを伝えたく長ーくなりました。