なんとなくこのタイトルは間違っていると思います。

おそらく、子の心  親知らず なのだと思いますが・・・

 

今回も猫の話です。

お付き合いください。

 

ルナは心筋症で、心臓に負担をかけないように注意しなければなりません。

呼吸が荒いときは心臓バクバク状態なので、呼吸を整える必要があります。

とくにこの時季は暑さ対策が重要で、毛皮をまとった状態の猫は暑さを呼吸で調整するのだそうです。

口をあけて呼吸しだしたら危険サインです。

とはいうものの・・・嬬恋に冷房は必要ないと思っていましたので、我が家の山荘は非冷房です。

 

そこでルナ用に暑さ対策を考えてみました。

 

1 アルミプレート+保冷材

 

 

アルミプレートの下はプラスチック製の小物入れです。

 

 

結露対策で小物入れの中に食品トレーを入れ、ケーキなどに付いてくる保冷剤を入れます。

アルミプレートには壁の配線を隠すカバーを接着し、小物入れとアルミプレートがずれないようにしました。

保冷材は直接アルミに触れることはないので、冷えすぎず、程よい冷たさがキープでき、我ながら良いものを作ったと感心しておりましたが・・・

 

全然使ってくれません。

というか、この装置から一定の距離を保ち近ずいてすらくれません。

 

大失敗でした。

 

2 猫用クーラーボックス

 

 

これはAmazonで購入したものです。

入口に冷蔵庫の扉の内側に着けるような透明のビラビラがあり、冷気を外に逃がさないようにしています。

内部は・・・

 

 

アルミで覆われており、マジックテープで保冷剤を入れるポケットが付くようになっています。

さらにWi-Fi温度計で内部の温度を監視し、冷えすぎないように保冷材の数を調整できるようにしたのですが・・・

 

これも全然使ってくれません。

ネコジャラシで中へ誘導しても5秒程度で出てきてしまいます。

外気温-2℃くらいで冷えすぎないようにしているのですが・・・

 

 

なぜかボックスの上がお気に入りになってしまいました。

 

3 ミニハンモック+ミニ扇風機

 

 

薄型のハンモックというか、ほとんど沈み込まない布の特性を利用し、この下に扇風機を配置しました。

 

 

元々パソコン用のもので、USB電源で作動し、風も弱く音もほとんどしません。

これをハンモックの下へ置けば、直接風が当たることもなく、布面が体温であたたまることもなく快適だろうと思ったのですが・・・

 

これも全然使ってくれません。

それでも一日数回、わずかな時間だけ使うのですが・・・

それが↓です。

 

 

水を飲むとき後ろ足だけをハンモックに乗せ、前足は床につけ水を飲みます。

まったく理解できない謎の体勢です。

 

このように暑さ対策はことごとく失敗してしまいました。

 

親の心子知らずなのか、子の心親知らずなのかわかりませんが、残された対策はただ一つ。

我が家の冷房化です。

テレビ通販で89800円! なんてのをよく見かけますが、あれは条件が整った場合のみの価格で、実際にはそんな金額では収まりません。

無職の身で、年金をもらえる年齢に達していない私には痛い出費ですが・・・

ルナの命がかかっています。

おもいきってエアコンを購入しました。

 

その話はまた後日。