皆様にはご心配をおかけしてしまいましたので、その後の状況についてご報告させていただきます。
心筋症と診断されてからは薬による治療を行っています。
治療と言っても治せる治療ではありませんが・・・
現在は多少運動量は減りましたが、今までと変わりなく暮らしております。
心臓が肥大し、心臓の心室が狭くなり、血を送り出す量が少なくなるので、少ない量でも体に血を巡らすことが大切になります。
それにはダイエットで余分な脂肪を落とし、血が必要な部分にだけ届くようにする必要があります。
以前食事は総合栄養食のカリカリにおやつのカリカリを混ぜて与えていましたが、カロリーの低い総合栄養食のみに切り替えました。
また心臓に良いとされるタウリンが多く含まれるものを混ぜ、全体の量を少しづつ減らし、体重は3.95キロまで減らすことができました。
北軽井沢動物病院の萌先生からは、具体的な数字は示されませんでしたが、もう少し頑張ろうと言われています。
その他に抗血栓薬と降圧剤を使い血の流れを良くすることに努めています。
それでも呼吸が荒いことがあり、利尿剤も併用しましたが、呼吸はだいぶ改善されたため、利尿剤は半分以下に減量しております。
病院との関係も良好で、私共やルナに対しても親切に対応してくれています。
とくに抗血栓薬はとても苦く、猫が嫌がるということからカプセルに入れて処方されます。
カプセルは普通の薬よりも大きくなってしまうので、飲み込まずに口の中にとどめてスキあらば吐き出そうとすることもありますが、口の中にとどめていられるのは苦くない証拠でもあります。
飲み込むまで口を押え、ゴックンするのを見届けていますが、最近では飲み込むまでの時間も短くなりました。
萌先生から
「○○さんはノコちゃんの時も大変でしたが、ルナちゃんもね・・・ もう一匹トラ猫ちゃんみたいな丈夫な子を一緒に飼えばいいのに・・・ なんて病院内のスタッフと話し合っていたのですよ」
と、病院からも心配されてしまいました。
1ケ月後のレントゲン検査でも体内に水が溜まった様子はないので、今後は血のめぐりに気をつけながら経過観察ということになりました。
現在ルナは普段と変わらぬ暮らしをしております。
ご心配くださいましてありがとうございました。