この一年をふり返るのにはまだ早いですが、今年は本当にいろんなことがありました。
定年退職後の再雇用を辞め、妻とノコの3人で嬬恋暮らしを始めるも、ノコの他界。
ノコの置き土産による怪我の治療も終わったので、埼玉へ戻ることとしました。
埼玉へ戻る前に食べたかったのが万座鹿沢口駅に近い三原屋食堂の定食です。
ソースカツ丼とざる蕎麦のセットです。
大衆食堂の蕎麦というと駅前の立ち食い蕎麦レベルを想像してしまいますが、ここはしっかりとした蕎麦で、私のお気に入りです。埼玉へ戻る際には食べておきたいと思っておりました。
その日の夕方、親戚が渡すものがあるとのことで、埼玉へは翌日戻ることとしました。
そして届けてくれたのがこれです。
特注のひょうたんランプでした。
草津にあるお店で、ノコのひょうたんを無理言って大至急に作ってもらったそうなのです。
ありがたいことです。
肉球もようを切り抜いているのですが、これは猫ではなく犬の肉球ではないか・・・と、思いつつも私共のために考えてくれたデザインは涙が出るほど嬉しかったです。
正面はノコのイラストがプリントされていて、名前が彫り込まれています。
仏壇に置くとこんな感じで、おりんの横に違和感なく置くことができました。
裏面は
ノコの文字とシルエットが反転で彫り込まれ・・・
ノコの名前とシルエットが浮かび上がります。
ひょうたんのアイデアもすばらしいのですが、なによりも気持ちが伝わる贈り物をいただけたことが嬉しくて、本当に涙が出る思いでした。
いろんな事があった一年でしたが、暖かい気持ちで一年を締めくくることができそうです。
現役時代、大晦日は職場で年を越すことが多かったのですが、今年はひょうたんに明かりを灯しながら、妻と二人で年越し蕎麦をすすり、ノコの思い出を語りながら新年を迎えたいと思います。
まだ一月先の話ですが・・・