山野ゆきよし日記 -178ページ目

「男一代の記」(海音寺潮五郎 著)

 土日祝日、公務の合間に、次の予定までの時間調整のために図書館や本屋さんに行くことが多い。「もっきりや」に行くこともよくある。

 

 昨日もそう。図書館の本棚を見ていて、海音寺潮五郎の短編集に手が伸びる。パラパラとめくり、目が留まったものを読む。おもしろい。一気に読み切る。でも、読んだことあるような気もして、自分のブログで調べる。なんだ、三年ちょっと前に取り上げていたんじゃないか。

 

 海音寺作品の代表的な方向性であり、単純な性格の私の好きな歴史小説ジャンルでもある。だから、手が止まったんだろう。もう一度、その時のブログの一部を再掲する。

 

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「男一代の記」(海音寺潮五郎 著)

 

 

 戦国から江戸時代にかかる薩摩藩における一人の武将・中馬大蔵が主人公。ある日、藩主島津義弘が村で見かけた娘のことを大蔵に調べにいかせる。大蔵、その娘に会うと一目惚れ。その場で娘の兄と本人との了承をもらい嫁に貰ってしまう。義弘、その報告を直接大蔵から聞きあきれかえってしまう。

 いくつもあきれるような破天荒なエピソードも。
 
 さて、関ケ原の合戦。島津家の敵中突破大退却はあまりにも有名。多くの死者が出た中、勇猛でならした大蔵は生き残る。

 それから、50年以上後のこと。薩摩の若い衆が関ヶ原の合戦のことを大蔵に聞きに来る。大蔵、若い衆の前で、「そも関ケ原と申すは」と言ったきり言葉にならない。ただただ涙。歴戦の勇士が泣くばかり。その様子を見た若い衆も号泣する。読者も。

 息絶えるその場面も、大蔵らしい。薩摩藩士、九州男児らしい
。 

金沢市営競馬重賞レース「第62回百万石賞競走」

 6月23日、第62回百万石賞競走。

 

 心配された天候もちょうどいい具合。今日のお客さんの入りは7000人越え。ここ最近では最高の観客。白熱したレース。

 

 

 主催者を代表してのあいさつ。レース後は表彰式。

 

石川県視覚障害者協会創立100周年記念式典

 6月23日、石川県視覚障害者協会創立100周年記念式典。

 

 

 私はスポーツや各種業界における県全体の会合は、ちょっと遠慮しながらの対応にしている。ただ、福祉分野に関しては、お声掛けいただける限りではあるが、少々無理な日程調整をしてでも寄らせていただくようにしている。

 

 式典だけの出席ではあるが、喜んでお伺いする。先人のご尽力に心からの敬意と感謝とを述べてくる。

浅野川清掃と鍋とおこわの振舞い

 6月23日、「浅野川清掃と鍋とおこわの振舞い」。

 

 私が寄らせていただくのは昨年に続いて2回目だが、聞けば、60年以上続いている地域行事だという。恐れ入った。若い方たちや子供たちもたくさん。聞けば、地域にある企業からも何人か出てくれているという。こんな方たちが金沢のまちをつくってくれている。

 

 

 今年は、次の公務もありあまり長くはいられなかったが、来年は、短い時間でもお手伝いをさせていただく。

公益社団法人日本リウマチ友の会川支部大会

 6月23日、公益社団法人日本リウマチ友の会石川支部大会。

 

 昨年も寄らせていただく。まさに、「ヘルプマーク」をご利用される方たちがおおいのではないか。会としてもPR。私も丁寧にお伝えする。ヘルプマークのPRについてはここでも書いた。

 

金沢市消防団ポンプ車操法大会。

 6月23日、金沢市消防団ポンプ車操法大会。

 

 

 各消防分団の皆さんがここ数か月の間、日中の仕事を終えた後、もしくは仕事前の早朝、その練習に励んでいる。本日は、その成果を発揮する日。もちろん、一番の目的は、万が一の火災が起きた場合の現場での迅速な消火活動に取り組む訓練である。

 

 各消防分団の皆さんの団結を強める機会ともなっていると聞く。

 

 

 開会式の後しばらく見学をする。心強い。

 

「田井 淳・前田昌彦2人展」

 6月21日、「田井淳・前田昌彦2人展」へ。会場は「Galleria Ponte」金沢市野町1-1-44 かゆう堂文化教室 宮本ビル1F。

 

 

 田井先生は、金沢市文化活動賞もお受けいただき、現代美術展の美術文化大賞も受賞されてもおられる。前田先生は、金沢美術工芸大学の学長も務められ、ご自身の作家活動のみならず後進の育成にもご尽力いただいた来た。

 

 田井先生と前田先生は金沢美術工芸大学の油絵の同級生。学生時代から現在に至るまでの画家としても友人としても長いお付き合いとのこと。そのお二人の文字通り「2人展」。2013年に続いての二回目だという。私は前回も寄らせていただく。

 

 会期は6月30日まで。お一人でも多くの方に足を運んでほしい。

金沢ワイナリーのファーストビンテージ

 6月19日、金沢ワイナリーのファーストビンテージ「KAGAマスカットベーリーA 2018レッド」が新発売の報告。

 


 

 金沢ワイナリーとは、有機農業のカリスマ、レジェンドともいえる井村辰二郎(いむら しんじろう)氏が率いる金沢大地グループ。井村氏が、自社農場や地元のブドウによるワインの事業化を目指し、2017年4月に設立した。

 

 6月15日に、加賀市の篤農家が育てたマスカットベーリーAで醸造した赤ワインが発売される。その報告にわざわざ市長室に来てくれる。

 

 

 今度、井村氏が経営するフレンチ農家レストラン「A la ferme de Shinjiro/ア・ラ・フェルム・ドゥ・シンジロウ」に行ってこよう。彼が経営するお店だ。安心して食することができる。

 

 ちなみに、私は井村氏の大ファンだ。彼は、明確な理念を持って、時にはリスクを背負いながらも常に新しいことに挑戦をしている。金沢のような地方都市は、こんな人間が何人表れるかでその将来が大きく変わってくる。

「トルコキキョウ(ハルウララ)」

 6日18日、金沢総合花き株式会社からご提供いただく市役所一階エレベータ前の花が新しくなる。「トルコキキョウ(ハルウララ)」、花言葉は「優美」「すがすがしい美しさ」。

 

第58回日本現代工芸美術展・石川県、第34回石川の現代工芸展開場式

 6月18日、第58回日本現代工芸美術展石川展、第34回石川の現代工芸展開場式。金沢21世紀美術館にて。

 

 

 内閣総理大臣賞を受賞した能美市在住の武腰一憲さんから、作品解説を受ける。

 

 

 金沢市長賞を受賞された津幡町在住の太田いくみさんと一緒に作品の前で記念撮影。作品名は染織「伝言・みしらぬ朝」。

 

 

 会期は23日まで。私も改めてゆっくり観に行きたい。