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堺市 和泉市 光明池のフェイシャルサロン フロンティアです。
自宅サロンの開業には、どんな部屋を使う事が理想的でしょうか?
本日、体験レッスンに来られた方が「リビングルームを使って開業するつもりです」とおっしゃったので「それは、あまりお勧め出来ません」と申し上げました。
たまにリビングで開業している方もいると聞いたりするのですが、それは よほど他に使える部屋がなかった場合だと思います。
自宅の中でもリビングは、家族が集う大切な場所です。
そこを仕事部屋にしてしまうと、家の中での家族団らんの時間がなくなってきます。
特に、独立したリビングではなく、台所・ダイニングも一緒になっているLDKタイプでしたら、なおさら不自由な生活になります。
御主人様やお子さんがジュース一杯飲むにも お客様のいない時間帯に台所に行かなくてはいけません。
第一、食事などの生活臭も おもいっきりしますよね。
台所なんて一番生活感が出やすい場所です。
受講生の方は、広いリビングで、応接セットもあり お客様にお飲物なども出しやすいなどの理由で、そのLDKを使おうと思っていたようです。
私は、廊下を挟んで リビングとは反対側にある和室を使う事をお勧めしました。
和室はエステに不向きだと思っている方も多いのですが、それも装飾次第で素敵な『和のエステ空間』を演出できます。
生活感の出やすいリビングを使うよりは、ずっとマシです。
では、自宅サロンを開業するのに理想的なお部屋って いったいどこでしょうか?
それは、玄関から最も近い部屋です。
自宅の中をお客様に見られる部分が極力少なくて済むからです。
玄関から奥の部屋を使えば その分だけお客様の目に触れる導線が長くなりますから、その導線部分の生活感までなくす工夫とお掃除も気を使います。
トイレが近くにある部屋だと なおいいですね。
トイレは、お客様 本当によく利用されます。
エステを受けると、むくみも解消されますから その分トイレが近くなります。
当サロンのお客様でも、多い方で来店時・パック前・エステ後と3回トイレを利用される方もいます。
トイレがサロンから離れていると、その分またお客様が家の中を歩く導線が増えます。
途中で、他の部屋の前など横切ると、うっかり部屋のドアなど開けておけませんよね。
では、玄関に近い部屋を使えないと無理なのかと言いますと、そんな事はありません。
私は、2階の部屋でサロンをオープンしました。
1階から2階に上がる階段まで目に触れますし、2階にトイレのない自宅でしたので お客様は、いちいちトイレの為に1階まで降りてもらっていました。
自宅サロン開業の条件とすれば、あまり良くない方です。
それでもお客様は たくさん来て下さっていましたし、15年以上も自宅サロンを営業出来ていました。
その分だけ家族にも気を使わせましたが、一つだけ今でも良かったと思っている事があります。
それは、子供が5歳と3歳という小さい頃に開業出来た事です。
子供にとっては、物心ついた頃からお客様が出入りする家だったので、その生活にそれほど違和感を感じてなかったようです。
子供には、いくつかのルールを守らせていたのですが、小さい頃に開業したからこそ、それも普通に受け入れてくれたのだと思います。
①仕事中、サロンには入って来ない。
②お客様がいる時間帯は、騒いだりせず静かに遊ぶ。
③外から帰ったら靴は、必ず揃えて脱く。
④各部屋のドアを開けっ放しにしない。
⑤玄関などでお客様に会ったら きちんと御挨拶をする。
二人の子供達は、小さい時からそのルールを よく守ってくれていました。
これって、小さい頃だったからこそ受け入れやすかったのだと思います。
思春期のむずかしい年頃だったら、拒否されていたのでは?と思ったりします。
今は自宅を別にしましたが、引っ越した途端、息子など 靴は適当に脱ぎっぱなし、部屋のドアもいつも全開です。
子供の頃の良い習慣なんて、あっという間になくなりました
私も昔の多少緊張感のある生活の方が美しく暮らしていたよなぁ・・・と思います。
自宅でサロンを開業すると、お家は間違いなくキレイになります。
それを大変だと思うか、お客様のお蔭で自宅がキレイでいられると思うか 考え方次第だと思います。
貴女が使いたいと思っているお部屋が、最もいい形でサロンに生まれ変われるように アドバイスさせていただきますね!