ストロベリームーン 芥川なお
内容紹介
「ねぇ、佐藤君、ストロベリームーンって知ってる？」ーーー
高校の入学式、１年生の佐藤日向は学校一の美少女・桜井萌と
衝撃的な出会いを果たす。
入学式に遅刻した日向は、その日向になぜか積極的にアプローチしてくる萌と、なんと出会った初日につき合うことに。
日向と萌はメッセージのやり取りやデートを重ね、好きな人と
一緒に見ると永遠に結ばれる神話がある赤い満月「ストロベリームーン」を見に行く。
そんな幸せな時間を過ごしていたのもつかの間、日向は萌の余命が少ないことを知る。
自暴自棄になった日向は、萌の母親から萌の日記を渡される。
２人を待ち受ける運命は如何に？
男子高校生の友情あり、日向と萌の純愛に涙が止まらない大号泣必至の１冊。
登場人物がみんな良い人です、世の中、こんな良い人ばかりの
はずはないのだけどねぇ～ 青春時代を思い出させるような小説だから良いのかなぁ～。。。
そんな本でも、読んでいるうちにどんどん引き込まれて行って、最後は涙が止まらなくなった。歳を取ると涙もろくなると言う
けど、昔っから涙もろいのは変わらない。
ただ、20代の頃までの純粋さは、どんどん～どんどん～失われたような？？？ 誰のせいだ？なんてことは言わないけどね！
読みながら所々で、こんなに性格の良い人いないわよ！なんて
言いたくなった。
長く生きていると、素直に信じられない時がある、まぁ～それも必要だわ。詐欺に引っかからない為には。。。
この本の中でも出てきたね、人の一生は良いことと悪いことが半々だって！やっぱりそれに尽きるのかしらね。