岡山と笠岡諸島の旅の最終日は玉野アルプスに登ります。
玉野アルプスは玉野市の沿岸沿いに連なる山々で、瀬戸内の島々を望むことができる。一つの大きな山脈ではないけれど、全長45kmにもなるという。
その中から今日は一つだけチョイスして、新幹線の手土産にしたいと思います。
【2026年4月9日:第四日目】玉野アルプス天狗山
JR宇野線備前田井駅6:40~伊達池登山口7:00~天狗山8:20-30~天狗南山8:45-55~R30登山口9:10~まち歩きして宇野駅10:25=岡山駅=
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備前田井駅から西へ水路沿いを進んで伊達池に上がった。この護岸は最近まで工事中で通行止めだったが、完了して通れるようになった。R30の橋が見えてきたらそろそろだ。
しかし登山口らしきものが見つからない。工事のために削られてしまったのか、元々その程度のものなのか? GPSでピンポイントで、木の根の掴める所から取り付くことにした。幸いすぐに道らしくなってきた。玉野アルプスは愛好会による手作り感が強いのだ。
本日のGPS軌跡
玉野アルプス愛好会のマップを参考に登っていく。この周辺は廃道があったり、私有地で立入禁止の道も多々ある。片や地図になくても歩ける道もあるので、実にややこしい。
尾根道を登っていくと、ツツジの向こうに岩峰が見てきた。
その岩峰の一つです。今日は青空がなくてさみしいです。
鮮やかに咲いてるのは、コバノミツバツツジです。他に色合いがないので、咲いててよかった。
道は細いけれど、一本道で迷うことはない。夏はだいぶ茂りそうだ。
どこでどう曲がったとか、煩雑なので省略します。こういう大岩もありました。
向こうの尾根を見ても岩だらけだ。柔らかい色に包まれている。
こっちはツツジに包まれながら、ザレザレを登ってきます。
尾根筋に突然現れた、切り出し跡の大岩。切り出して運んだのか、あきらめてそのへんに転がしたのかは分からない。大きな丁場を作ってやらないと、非効率すぎるでしょう。
進んでいるようで、地図を見るとちっとも進んでません。瀬戸内海が見えます。
途中の標識はこの程度のものだった。時々要所に付けられている。
しかし一箇所だけ完全に騙された。分岐する道がひっそりと隠れるようにあって、見えない位置に目印がついていた。麓に下ってしまうところだった。
あとは問題もなく、緩いアップダウンの繰り返し。大岩やスラブはそこらじゅうにある。
天狗ノ南山のほう、だったかな。あちらのほうが展望が良いらしいので後から登ります。
大岩のオンパレード、クジラの頭のようだ。ちゃんと目もある。
岩の博覧会です。
岩のステージの向こうには何か宗教施設が見える。
天狗山への尾根に乗り移ったので、あと少し。
別の尾根、遠望。登山ルートはあちこちにあるらしい。岡山あたりに住んでたら、迷わない程度に歩き回るのも面白いだろう。筑波山もこんな山だったら静かで良かったのだが。
まもなく天狗山に到着です。ツツジ以外の誰にも会わない山です。
山名標識が色褪せて寂しげなのは、致し方ない。
では踵を返して、天狗ノ南山を目指します。遠い谷間の斜面に、ずれ落ちた大岩が見えた。
フリクションがバッチリ効いて、快適だ。
到着です。評判通りの大展望。
登頂成功の瞬間。
宇野港が箱庭のようだけど、今からあそこへ下っていきます。笠岡諸島はここからはもう見えない。瀬戸大橋も、ちょっとわからなかった。
今回の旅で、これが最後の展望となる。
コブまで戻って、R30に下り着いた所。ここにも何も標識はないです。地味ですよね、ちょっとのことで印象が変わるのに。
ループ橋に差し掛かる所、ショートカットの階段があった。横を走り抜けたトラックに下でまた出会った。
ループ橋の見上げ。
玉野市街地に入ってきて、宇野港周辺をうろついていく。運河沿いに立ち並んだ建物。
宇野港に停泊する船。小豆島航路だろうか。
公園には韓国からのおばさんがたくさんいたが、それ以外はほとんど西洋人。アートの直島へ行ってきたに違いない。自撮りスポットもたくさんあることだろう。
連絡線遺構というものがあった。かつての宇高連絡船の発着場所だが、殺風景な印象は免れない。
それと向かい合うようにアート作品が設置してあった。現代アートはよくわからんです。
駅東創庫は埠頭に建ち並んだただの倉庫に見えるが、芸術作家の共同アトリエになっている。
水路を少し遡ると、櫻橋という可動橋がある。今でも開閉することがあるそうだ。
そろそろ持ち時間もなくなってきたので、宇野駅へ向かいます。駅舎も自転車置き場も、全部アートになっている。
こんな駅は他にはないでしょうね。
しかし笠岡諸島で三日間の島旅してきた身には、どうもしっくり馴染まない。細すぎる路地や丁場湖の不気味な色こそが、旅の醍醐味ではないだろうか。
それでは岡山駅で駅弁を買って、とりあえず帰ることにします。
ありがとうございました。
おわり





































