「嘘」は友達!?

「嘘」は友達!?

興味が向いて調べたことを綴っております。

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 桜も隆盛に咲き誇り、気分は春爛漫な気がするので、ちょっと寄り道しちゃいましょう。酒と肴があれば、尚良し!?



 「日本は未成熟の国である」
 「欧米のように成熟した国家にならなければならない」


 こんな感じの言葉を耳に挟んだことってありますよね。どのような人が言っているのかはさておき、ここは「成熟した国家」ってなんじゃいと考えてみるとしましょう。


 考えるにしても、最初から「国家」で捉えると分かりにくいので、まずは「成熟した人」から考えてみましょう。

   


 さて、「成熟した人」というと、図体がデカい頼れる筋肉というよりは、精神面が優れている印象ですね。

 言動が落ち着いているとか、思慮深いとか、包容力があるとか……。
   
 そんな漠然とした印象を、心理学的な側面からざっくり掘ってみましょう。ざっくりなので要点は5つ!


 まず第一にこれでしょう。


【自己が確立している】

 一言で言ってしまえば、「自分がある」ということですね。 
 自分が何者であり、どんな特徴を持ち合わせているのか、そして自分と他人は違うことをちゃんと理解しており、自分自身の基準や価値観をきちんと持っていること



 
……のっけから躓いた国がいるような気がしますが、気にせず続けます。
 
 自分の存在を確認できたら、次はこれですね。



【他人を認めることができる】

 自分の考えや価値感が全てである!
 世の中は全て自分のためにある!

 そんな風に他者を全否定しているようでは、単なる未熟者に過ぎませんね。世の中沢山の人がおり、それぞれの価値観を持っています。

 少なくとも、他人の存在は認めようZe♪ 
 そして、未熟ながらも相手の話を聞くくらいはしようZe♪
 相手の意見や価値観を採り入れるかどうかは別の問題だZe♪
 さらに、他人の事情も考慮せずに自分の意見や価値観を押しつけたり、押し売りしているのは迷惑者の証だZe♪



 
……幾つかの宗教がスッ転んだような気がしなくもありませんが、気が付かなかったことにして続けましょう。

 自分がいて、他人がいてということで、ようやく友達が作れそうですね。続いてはこちら。



【他人と適度な距離を保ち続けることができる】

 人との距離の取り方が分からないようでは、意思疎通を図るのも、対人関係を成り立たせるのも難しいですね。
 例えそれなりに意思疎通を図れたり、関係を結べたとしても、何かの拍子で入れ込み過ぎたり、気に食わない者や去る者は全て執拗に攻撃したり、全て絶縁したりといった極端なことをやるようでは、さすがに問題有りです。何事も良い塩梅ってもんがあるんです。
     
 依存的であることや対人恐怖症のような反応を示すこと、「問題のある人」と深くズルズルと関わり続けてしまうことは、未熟な証拠です。
 さらに他人に迎合してばかり、阿ってばかり、ご機嫌取りばかりというのは、『嫌われたくない症候群』ということで、これもまた未熟者の証です。

 しかしながら、問題が生じてはならないという意味ではありません。紆余曲折を経つつも、互いにきちんと良好な関係を保てることが「成熟」の証といえるでしょう。
     


 
……黙って続けます。

 友人・知人と良好な関係を築き上げ、さらに彼女もできて結婚も……とくれば、次はこれでしょう。



【他人を育てる能力がある】

 そう、真っ先に思いつくのが子育て!

 ただ図体を大きくしてやるだけでは、「成熟試験」落第です。
 ①~③を子供にちゃんと身に着けさせることができて、はじめて及第点。

 細かい話は面倒かつ心苦しいのでスッ飛ばしましょう。耳が痛いことの羅列になりますし。



 さて、最後に更なる難関が待っております。じゃじゃん♪



【あやまちを認め、その責任も果たすことができる】

 ここで登場しちゃいました、みんな大嫌いな〝自らのあやまちをしっかりと認めること〟

 しかし、例えあやまちを認めたとしても、それが5年後や10年後の話だったら
   「今更かい!」
   「遅過ぎ!」
   「いつの話だよ!」
 というツッコミを入れたくもなりますよね。

 そうすると、ほとぼりが冷めた頃にあやまちを認めるようでは、まだまだ甘ちゃんと言えそうです。「成熟している」というからには、どの時期にあやまちを認めることが要求されるのでしょうか。

 騒動の最中であることは当然ですが、流石に問題が発覚したその場でというのは難しいでしょう。本人も動転しており、周囲もてんやわんやしていることでしょうし。

 そーすると、個人の人間関係においては、1日~1週間が目安になりそうでしょうか。物事によっては少し時間を置いた方が良い場合もありますし、今回はそう定義しておきましょう。
(異論はばっちり認めます)

 ちなみに国家間の場合においては、今回はテキトーに1年以内とでもしてみましょう。「遅くもないか」って思わなくもない期間の目安として。(こちらも異論はばっちり認めます)


 当然ながら、自己保身のために「嘘」をついて他人を欺いたり、素知らぬ振りをしたり、自身の責任を他人になすり付けたりする行為は、「成熟した人」がやる行いではありません。どっかの国が得意ですけれど。




 以上、「成熟した人」について考えてみましたが、これを援用して「成熟した国家」について言及してみましょう。



1)自主独立した国家であり、自国の言語や伝統・文化を持っており

2)他国の思想・宗教・価値観・慣習・風俗を認めることはでき、自国のものを他国に押し付けることはなく

3)内政干渉をせずに適度な距離感での外交を行え

4)他国を自立させるための支援や援助ができ

5)自国のしでかしたあやまちを認めた上で、その責任を取ることができる
 ※認めるのはあやまちを犯してから1年以内で



 ……あれ? そんな国、存在したことなくね? これはあれに似てますね。そう――

  『普通×普通×普通× …… = もはや普通ではない = 稀有


 ってやつです。今回は「成熟した」なので、『立派×立派×立派× …… 』になるんでしょうが。


 というわけで結論! 

  ・「成熟した国家」の存在は気のせい
  ・「自己がある、即成熟している」と早合点している国がある
  ・迷惑国家は自己正当化が大好き
  ・世界は「未成熟な国家」ばかり