休肝日〜とんだドライバー その1〜 | やまねこ日記 あらため、見習いソムリエの ワイン覚え書き

休肝日〜とんだドライバー その1〜

いよいよ12月、札幌では先日雪が降り、歩道にもうっすらと積もりました。

年末に向けてのカウントダウン、カレンダーも残り一枚。

なんとか無事に年を越したいものです。

 

飲食店を経営していますといろいろな業者さんとお取引があります。

中には外食産業に特化した、生もの以外の様々な食材を扱う会社もあります。

そこの会社の当店担当氏Kさん(営業兼配達ドライバー)とは開業以来のお付き合いで、長年夫の無茶なオーダーに一生懸命応えて下さっています。プライベートでご家族を連れて食事に来てくれたり、

業者さんの中でも特に親しくしています。

だからこそ、たまに在庫過剰の品物や賞味期限の近い品物を売り込まれると、いつもではないけど夫は「仕方ないなぁ」と言いつつ買い取ったりしています。

馴れ合いという向きもあるでしょうが、まあ長年のお付き合いの結果と信頼関係ですよね。

 

2年くらい前ですが、この担当氏が新人Nくん(20代男性)を連れてきました。しばらく一緒にお客様(取引先の飲食店)を周り、いずれは担当を任せるとのことでした。

何度かKさんに連れられてお客様とのやりとり、商品の売込みなどを勉強した後にひとりで取引先を周るようになりウチにも一人で来るようになったのですが。

 

この若者がですね、先輩と同じように売込みをかけてくるんですよね…

Kさんがしていたことを模倣しているのだろうけど、なんというかそこまで君と信頼関係を築けてはいないぞ、というか。

会社からコレをなんとか売ってこい、と言われているのでしょうけど正月明けの1月に売り込んできた物が

なんと鱧(はも)ですよ。

 

 


鱧。関西では夏に欠かせない食材。高級料亭の夏の献立には必ずと言っていいほど登場します。

関西の方にとっては夏はうなぎより鱧だとか。

 

 

 

 

いやいや…真冬に鱧を出す店なんてナイでしょ…

会社から言われて、旬がいつかも知らずにやっていることだろうから仕方ないけど…

悪びれもせずに「安くするんで買ってください」と棒読みで言われてもねぇ。

夫は特に理由も説明せずに「ウチでは要らない」と断っていました…

 

思ったよりも長引いてしまいました。

まさかの続く。(‼︎)