「朝食は常食なんですが食べられそう？」
「お腹はそんなに空いてないけど食べられると思います」
お魚は味醂干し風で美味しくて完食
ご飯は3分の1くらい小鉢も少し食べました
「あら！結構食べられたのね
じゃあ点滴取りましょうね」
「あっ！ごめんなさい、痛かったでしょ」
どうやら手術時点滴を固定するテープを
手首にガッツリ巻いたようなのですが
カブレを通り越して大きな水疱が4カ所も出来ていました
破れてない水疱にはエアフォールふわりみたいな極薄テープを
破れた水疱にはガーゼを当ててテープで固定してくれました
10時ごろ病室に戻る事になりました
ベットからストレッチャーに移るのに起き上がって
移動するとさすがに頭が少しふらつく感じでした
エレベーターを使い病棟階へ移動
この時の看護師さんは1名です
病棟階に来ると病棟の看護師さんにバトンタッチ
「お願いしまーす」
と看護師さんやら看護助士さんやら4人が集まりました
こんな大人数が集まり何事！？と思ったのですが
どうやら起き上がれないと思われる私をベットに移すのに
人手が必要と思ったようでした
「ちょっと体を右に向けられますか？」
寝返りをうつように右を向くとストレッチャーと体の間に
板のようなものが差し込まれました
なるほど、此方の板に乗り換えてベットに移すのか
と思いズリズリと板の方に動くと
何と言う事でしょう！
板が傾斜になっていて滑り台を滑るように
ベットに移動したでは有りませんか
何故か看護師さんたちからすごーいみたいな
拍手が沸き起こりました
いやいや、さっきHCUでは
自分で起き上がって移動したんですけど
病室の入り口まで歩行可能を確認し
尿道カテーテルも抜きました
午後には理学療法士さんとリハビリで歩行練習
リハビリ時開始時・途中・終了時血圧を測ったのですが
上が全て100以下という低めの数値
普段は110～120なので少し低めです
看護師さんに排尿できたか聞かれましたが
尿意が無いしトイレに行っても全く出ない事を伝えると
「硬膜外麻酔の副作用で、おしっこ出なかったり
血圧が低下したりするのよね～
う～ん、先生に相談して麻酔の量減らしてみようか？」
という事で麻酔量を減らすことに
「1時間位すると減らした効果が出るはずだから」
排尿も出来るようになり血圧も少しずつ上がってきました
麻酔量が減った事で痛みが強くなるか心配だったけど
排尿できないのは困る
やはり痛みは少し強くなりました
ボタン押しても変わらない
すっごい痛い訳じゃないけど
今夜は眠れるかしら・・・？
お腹の傷保護のために使ったテープ
テープかぶれしやすい私
たまに赤くなったりしましたが
使い続けられました
薄くて柔らかくて付けてる感が有りません
今回も使おうかな？
