αβT細胞による免疫療法は6回の点滴を終え終了しました
顕著な効果がなかった様なので次なる免疫療法を始める事に
WT1樹状細胞ワクチン療法とαNKT細胞治療の併用です
樹状細胞は異常細胞を見つけると他の免疫細胞に目印を教え
攻撃するように指示を出します。
しかしがんが作り出す免疫抑制細胞によって樹状細胞が成熟せず
本来の機能を果たしていない可能性が有ります
そこで体外で成熟・培養し尚且つほぼ全てのがんや肉腫の細胞が
持つWT1という目印を覚えこませて体内に戻すのです
次に必要なのは攻撃する免疫細胞です
その免疫細胞を1つの細胞から数十億個の細胞に
一気に増殖させてくれるのがNKT細胞なのです
しかしながら体内にあるNKT細胞はウィルスとは違い
自分が作り出したがん細胞では活性化されないそうです
そこでNKT細胞の体外で活性化させて戻すことで
免疫細胞を一気に増殖させ
WT1樹状細胞から攻撃対象の細胞の目印を教えられた免疫細胞が
がん細胞を攻撃する仕組みです
人工的に活性化されたNKT細胞は
がんに対する免疫記憶幹細胞を作り
長期間がんを攻撃できる免疫記憶誘導することができます
つまり今後数年から数十年
がん細胞が生まれる度に発動し攻撃してくれるようなのです
成功すれば体内のがん細胞は全てなくなり
再発の可能性も無くなる
という事もあり得るのです
私の完治の方法としては完ぺきな治療に出会えました
治療費は海外の高級車が購入できる位かかりますが
自分への投資と思えば安いもんです
勿論すべて父のお陰ですが