みなさんこんにちは。
延岡で社労士やってます日野幸春です。
今日は夕刻より「経営勉強会」に出席してきました。
本日のテーマは「資金繰り」について。
「借入金」や「減価償却」などについてお話がありました。
勉強会(講義)の中で少し違和感を感じることがあったので、ここに自分自身への備忘録として残しておきたいと思います。
(注)
決してこの勉強会や勉強会の内容を批判しているわけじゃーございません^^ 講師の方はとても良い方でそして非常に人格者でもあります。 「じゃあなんでわざわざココに書くんだ?」って話ですが、まぁなんて言うんでしょ? 色んな意見があった方がそれが自然であり、また勉強会とはそういう多数の意見があった方が理想的な姿なんじゃないかと思うからなのでした。^^
まず最初に「借入金」について。
勉強会では借入金をした場合としない場合について簡単なシミュレーションを行いました。
シミュレーションをした結果、結果的な収支は同額となり、、いえ、利子がある分、借入金を行った方がマイナスが出るであろうという話がありました。。
だから「借入金を行った場合は最低限でも利子分は稼がなければならない。」というお話となり、、、なんていうんでしょう。「借入金はあまりよくない」みたいな空気に少しなったのでした。
…本当にそうでしょうか?
確かに利子の話なんかはその通りなのですが、例えば借入金を1千万して事業を行っていくのと、1千万コツコツ貯金を貯めてから事業を行っていくのと、どちらがどうなんでしょう?
結論から言うと、リスクはほぼ同じであるように思います。
事業に失敗したら1千万失うのは同じです。
利子や担保などの問題は出てくるかもしれませんが、そういった最悪の事態にならないように1千万を活用するのが本当の経営っという業であり、そもそも1千万失う可能性が高いのであればその事業は行うべきではありません。^^;
っというか、そもそも企業が1千万の資金を貯めるまで、社会(ビジネスチャンス)は待ってくれません。
事業にとって本当にそのお金が必要であり、事業計画上、採算が取れるのであれば、借入金を行うのも健全な経営だと思うのです。^^v
次に減価償却について
勉強会では「減価償却を有効に使いましょう。」「税金対策でも減価償却費が効果を発揮します。」という話が出ていました。
これも、、、確かにある意味ではそうではあるのですが、
そもそも減価償却が発生するってことは、イニシャルコスト(初期費用)が既に発生しているということでありまして、、、「積極的に減価償却を活用しよう!」というのは少し違っている気がするのであります。
既に多額のお金が発生しているのにそれはさて置き、減価償却を活用!とはこれいかがなものか…^^;
前提の話です。
減価償却ですが、簡単なイメージは、
購入した固定資産(たとえば車)は長期的に事業で使われることによって “売上を生み出すのに貢献” しています。
その購入した車は、使えば使うほど、または使わなくてもその価値は年々減っていきます。
この車の価値の減少分を見積もって毎年 「費用」 として計上することを減価償却と言うわけです。
売上を上げるために使用されたお金、、、つまり費用というわけですね。
ほいでその費用ですから計上された物は減価償却費となるわけです。
あっ、、、話が脱線してしまいました。(反省)
話を戻します。
100歩数譲ってですが、減価償却が経理上、有効であるとしましょう。
しかしながらですが、経営を考える場合、全てがすべて減価償却(ようは固定資産の購入)にしてしまう必要性は無いわけです。
例えば 「リース」 。
物によっては 「リース費用」 で考えることがあっても良いでしょう。
この選択を行った場合は、1度に多額のコストが発生せず、またリース契約が終了したら不要な資産を抱え込まなくて済むというメリットもあります。
注意ですが、何もリースを推奨しているわけではありません。
経営の状況によっては減価償却で帳簿上のマイナスが緩和されるより、手元の現金が重宝されるということもありますよね。と言っているだけなのであります。
ようは事業の状況によってその選択をすれば良いのであり、またその選択を責任もって行うのがつまりは経営の仕事の1つだと思うわけなのですよ。
そして最後。
勉強会の最後に講師の方が 「請求書を早く送ってもらう方法」 をご紹介していました^^;
うーん、これも狭義の意味で「請求書を早く送ってもらう」ということを言いたかったのでありましょうが、その言葉だけ聞くとあらぬ間違いを犯してしまいそうなのでコレも備忘録として書き残しておこうと思うのでした。
原則、「“払い”は遅ければ遅い方が良い。“入金”は早ければ早い方が良い。」のであります。
もう書くまでも無いのですが、
例えばA社から5万で部品を買っていて、また別のB社に10万で商品を売っているとします。
A社からは請求があり、B社からは入金があるわけですが、この順番ってどちらが先が良いと思いますか?
・・・言わずもがなB社からの入金が先の方が良いですよね。
B社から先に10万の入金があれば、その中からA社へ5万支払えばよいわけです。
ですがこれが逆だとすると、、、
先にA社に手出しで5万払って(マイナス5万)、後からB社から10万入金(プラス5万)。
結果的には同じですが、後のパターンの場合、B社から入金があるまで、マイナス5万で経営を行わなくてはならないというわけなのです。
マイナス5万の状況では自分の会社の仕入れも出来ないし、人件費も払えない、、、結局、、借金しなくちゃいけない、、無駄に利息を払わなくちゃいけない・・・(はい、極端に誇張していますが、でも簡単に言うとこういうことですよね。)
請求と入金に関してはそういう視点で説明をして欲しかったのでありました。
というか、今夜集まった方々は若い方が多くいらっしゃいましたので、そういう基本的なところを説明いただくとより理解が深まったのではないかと感じたのでありました。
おそらく講師の方は「そういう事は既に皆様理解された上での事。」っという認識でより高度な説明をされたと思うのですが、もう少しレベルを落としていただいた方が、私としては有難かったかも…m(_ _)m
おっと、柄にもなく、真面目な事を書こうとすると長々とした日記となってしまいました。
こういう真面目な内容もシンプルに格好よく書くことが出来る文章力を身に付けたいものです。
本日もここまでお読みいただき、誠に有難うございました。m(_ _)m