神様の贈り物 | 汝は社労士なりや

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~日野社労士の気のままなブログ~

むかしむかし、まだ山奥には魔物が住んでいたころ。


ある村に双子の兄弟が仲良く暮らしていました。


魔物は村に下りて来ては悪さを繰り返し、

村民は日々恐怖に打ち震えていました。


「このままでは村が魔物に支配されてしまう!」


そう考えた双子の兄弟はある日魔物退治に出掛ける決意をしました。



大人ですら太刀打ちできない魔物を相手に兄弟二人は勇気を振り絞り、母親の反対を押し切り、山奥へと旅立っていきました。



数日後、双子の兄弟は奇跡的にも魔物を退治することに成功しました。


兄弟二人力を合わせ、圧倒的な魔物の恐怖に打ち勝つことが出来たのです。



無事に村へと帰りついた際の村人達の祝福は凄まじいものでした。


魔物が退治されたことを知った村人は彼らを本物の勇者と称え、双子の兄弟を中心にその夜は村をあげての盛大な宴が行われました。




宴が落ち着いた深夜、双子の兄弟は数日ぶりに自分の家のベッドでぐっすりと、そして心から幸せな気持ちで眠ることができました。


その幸せそうな寝顔を見ながら、双子の母親は神様へお祈りをしました。


「神様、息子たちを守ってくれてありがとうございます。息子たちは自分達の命も顧みず、村のために一生懸命頑張りました。どうかこの息子たちを褒めてあげてください。そしてどうぞ息子たちに今後の人生にとって最高の褒美を与えてあげてください。」



夜が明けて、母親が息子達を起こしに寝室へ向かうと、


息子たちは冷たくなっていました。



村の勇者としての誇りに満ちたまま。


安らかな安堵の表情を浮かべたまま。










本日もここまでお読みいただき誠に有難うございました。