『狼の死刑宣告』DEATH SENTENCE
投資会社に勤めるニック・ヒューム(ケビン・ベーコン)は、妻ヘレン(ケリー・ブレストン)とアイスホッケーの選手として認められ“家族の夢”となりつつある長男ブレンダン(スチュアート・ラファティ)と、そんな兄を複雑ながらも嫌いになれない弟ルーカス(ジョーダン・ギャレット)の二人の息子に囲まれて幸せな生活をおくっていた。
そんなある夜、ブレンダンの試合が終わり将来の夢を父子で語りながら帰途に着ぃている途中、立ち寄ったガソリンスタンドで事件は起こる。
突然乱入してきたギャング団に襲われ、ブレンダンは惨殺されてしまう。
犯人グループの一人を見ていたニックは、裁判で証言しょうとするが、極刑どころか懲役も難しいコトを知る。
言いようの悲しみと怒りがニックを包んだ時、彼は究極の決断をする。
“復讐”という名の決断…
それは“大いなる代償”を伴う
戦いへの入口だった。

[※注意

サブタイトルでは、
『法で裁けぬ汚いヤツらを、この手でカタを着けてやる

‥なんて、ハッチャけたタイトルが付いてぃるが
内容はもっと重く深い

原作者が『狼よさらば(Death Wish)』のブライアン・ガーヒィールドというコトで、
過激な暴力描写

俗に言う“ヴィジランテ映画”だっ

(※法ゃ警察を頼らず、自らの意思によって、自分の家族ゃグループを守る一般市民を主人公としたバイオレンス・アクション映画の総称)
サム・ペキンパー監督の『わらの犬』のダスティン・ホフマンのょうに外見は全く弱々しくは見えないケビン・ベーコンだが、
復讐を決めた瞬間の目つきの変わりょう‥狂気に満ちた様は“ドキッ”とさせられた


素人だから銃の扱い方も知らない

説明書なんか読んじゃう

マガジン(弾倉)も反対に入れちゃう

‥そんなトコロもリアルく感じて好感がもてた

『タクシードライバー』ゃ『ゲッタウェイ』の影響が大(モロ)だけど、
好きな私にはタマらなかった

楽しい役柄が多いジョン・グッドマンのグリグリ眼鏡のワル役(ボーンズ・ダーリー)ぶりも、楽しい一つかも


水平2連式のショットガン

コルトガバメント

パイソン6インチ

シブ~ぃ銃のチョイスも超~魅力的‥

そして何より魅せてくれたのは、
ワンテイクで撮られた立体駐車場での追跡シーン

ハラハラドキドキ感は見事っしょ

懐かしくも、骨太のハードアクション映画‥
けっして“上質”とは言えなぃが、
絶対に“おもしろかった”と思わせる
強い映像力を
味わいません?


『狼たちの死刑宣告』‥
栄養ドリンク代わりに
どうぞっ

