先日、

近所のカフェでコーヒー飲んでいた時のこと。

 

 

近くの席に座ったおばさま達が、

こんな会話をしていました。

 

 

「◯◯さん、いるじゃない?

 あの人、東京の自慢話、よくするでしょ?」

 

「ああ、するねぇ」

 

「あの人、まるで住んでいたように話すのよね~!

 東京行ったこともないくせに!」

 

 

 

わかりやすい陰口だなー

と思いながら、

聞くともなく聞いていたのですが、

 

 

そこで思ったこと。

 

 

 

「東京行った自慢をする人」をAさん、

「陰口言っている人」をBさんとします。

 

(ほんとに自慢しているのかどうか分かりませんけどね)

 

 

 

Bさんが、Aさんに感じている感情は、

 

「嫉妬」

 

なんだろうな。

 

 

それも、

わざわざカフェで友達に話したくなるくらいには強い嫉妬。

(どうでもよかったら、そもそも記憶に残らない)

 

 

 

 

この嫉妬が発生する奥には、

 

 

都会が上で、田舎が下

 

という価値観もあるだろうし、

 

行ったこともない都会に行ったとウソをついてはいけない

 

という価値観や、

 

人に自慢をしてはいけない

 

という価値観もありそう。

 

 

 

ひっくり返すと、

 

「都会に住んでいる」

 

人は自分の上。

 

もうちょっと突っ込むと、

 

「私もほんとは都会に住みたい」

 

という願望がありそう。

 

 

でも、

私にはできない。

もしくは、

やってはいけない。

 

 

と思い込んでいるから、

 

それをちらつかせる(と感じる)人が出て来ると

許せなくなる。

 

 

 

 

やればいいのに。

 

 

 

 

 

 

と、超余計なお世話を

心の中で思っていました。

 

 

行くだけだったら、

3万円(新幹線代)あれば行けるじゃん。

 

 

 

 

先生をやっている時に感じたこと。

 

 

たくさんの子ども達の中には、

すぐにお友達の陰口を言う子っているのですが、

 

 

 

 

その子達に共通していたのは、

 

 

 

「私も本当は、◯◯ちゃんみたいにやりたい」

 

 

 

でした。

 

 

 

 

 

やればいいのに。

 

 

基本、そうアドバイスしていました。

(そのまんまは言いませんが)

 

 

 

 

 

「嫉妬深い子」の長所って、

 

 

「私は本当はこうしたい」を、

 

 

見つけるのが上手なことです。

 

 

 

「自分は何がやりたいのか分からない」より、よっぽど良いこと。

 

 

 

 

しかも、「嫉妬」って、

 

 

絶妙に、手が届きそうで届かない(と思っている)ポジションにいる人に感じる感情。

「突き抜けている」「自分には絶対手が届かない」人には感じない感情です。

 

 

 

 

ということは、

やろうと思えば、できることがほとんど。

 

 

 

 

 

やればいいのに。

 

ま、ただ、

「やればいいのに」

というだけだと100%反発されるので、

 

 

上手に

「私にもやれるかも」

と思ってもらうためには

ちょっとテクニックが必要ですが。

(長くなっちゃったので、それは次回に)

 

 

 

 

 

「嫉妬」は、

 

「あ、私、これがやりたいんだ」

 

と気づくよいきっかけ。

 

上手に活用してみて下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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