「待つ」力の根本は「信頼」 | 「自分を生きる」最短ルート

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SPECを覚醒させて、奇跡が日常になる

前回の記事で、

 

 

目先の快・不快に負けず、

「本当に欲しいもの」を得るために「待つ」力

 

 

を育てる方法

というお話を紹介しましたが、

 

 

 

そもそも、

「待つ」

力を支えるものは何か?

 

 

 

というと、

 

 

 

「信頼」

 

 

 

です。

 

 

 

 

「この人の言うことを聞いて、

 今我慢すれば、

 将来絶対良いことがある」

 

 

 

という、

「人」への信頼と、

「将来」への信頼。

 

 

 

 

有名なマシュマロ実験は、

 

スタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェルが、

1960年代後半から1970年代前半にかけて行った実験で、

 

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被験者である子どもは、気が散るようなものが何もない机と椅子だけの部屋に通され、椅子に座るよう言われる。

机の上には皿があり、マシュマロが一個載っている。

実験者は

「私はちょっと用がある。

それはキミにあげるけど、私が戻ってくるまで15分の間食べるのを我慢してたら、マシュマロをもうひとつあげる。

私がいない間にそれを食べたら、ふたつ目はなしだよ」

と言って部屋を出ていく。

(Wikipediaより)

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これで、子ども達がマシュマロを我慢できるかを調べた実験で、

 

マシュマロを我慢出来て、

2個目のマシュマロを食べられた子は、およそ3分の1。

 

 

この子ども達が大きくなった時、

学習成績や、

大人になってからの社会的評価も調べたら、

我慢できた子ども達の方が優秀と評価されていた、

という実験です。

 

 

 

 

目先の快楽より、

「待った」後に手に入る、

今の快楽よりも良いものを信じられるか。

 

 

 

 

おもちゃの順番や、

ブランコの順番が待てなくて、

お友達に手が出てしまう子は、

 

 

「待った」後に来る、「本当に欲しいもの」

 

自分が遊びたい遊具で遊ぶ + お友達と仲良く遊ぶ

 

より、

 

 

「暴力で【今】手に入るもの」

 

が優先される。

 

 

 

 

「未来」って、【今】見えないし、触れないので、

 

「信じる」ことができなければ、我慢できない。

 

 

 

 

そして、暴力使って手に入れてしまうと、

 

自分が遊びたい遊具で【今】遊べる

 

というフィードバックが手に入ってしまう。

 

 

 

それでお友達に嫌われる

 

 

 

 

という「未来」への影響が見えなければ、

 

「なんか違う。

 本当に欲しいものはこれじゃない」

 

と思いながらも、

 

なんか、違うけど手に入るものがあるし、いっか。

 

になりがち。

 

 

 

 

 

子どもが未熟だから

 

「将来」と「本当に欲しいもの」

 

が見えない、のは当然あるけれど、

 

 

 

【今】しか見えなければ、

大人になってもこれやりがち。

 

 

 

部下怒鳴りつけるパワハラ上司とか、

 

妻を傷付けるモラハラ夫とかは、

 

 

「本当に欲しいもの」は、

 

 

 

「部下からの心からの尊敬」だったり、

 

「妻からの心からの愛情」だったりするけど、

 

 

 

部下や妻より上にいる(と感じる)自分への優越感

 

 

 

 

が手に入ってしまうので、

なかなか暴言をやめられない。

 

 

 

 

 

小さい子どもなら、

 

「お友達と仲良く遊ぶ力が、あなたにはあるよ。

 時間はかかるけど、

 【待つ】ことで、本当に欲しいものを手に入れられるよ。

 【待つ】力を育てるお手伝いをするよ。

 一緒に頑張ろうね」

 

と育てることができるので、

 

 

 

すぐに手が出るお子さんを育てている親ごさんや、先生、

 

それこそ【待つ】力が必要ですが、

 

 

「この子は絶対、お友達と仲良く遊べるようになる」

 

「この子は絶対、【待つ】力を育てることができる」

 

 

と信じて、

「失敗」も織り込み済みで、

何回も挑戦してみて下さいね。

 

 

 

 

(大人は、育てるのに子どもの比じゃない時間がかかるので、

 パワハラ上司や

 モラハラ夫がいる方は、

 さっさと環境変える方をオススメします)

 

(対大人の場合は、「この人は変わらない」で行動するのがおそらく一番正しい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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