佐久間二郎能の会『三曜会』で
『安宅』を観てきました。
囃子方の音と唄で舞台が創られていく様子や
場面、ムードや心の変化を彩る様子から
どんどん場に引き込まれていくようで、
演者の気迫と場の迫力が圧巻で、
終わったときには呆然としていました。
以前、囃子方の方が
そのとき、その場に最善の音を出していて
同じ音はないと仰っていて、
わたしもまだ初心者ながらも
そのように感じるし
お能の舞台は一期一会だなと思います。
佐久間二郎さんの娘さんが
今回で子方を卒業されるということだったので
また改めてそう感じました。
お能に触れると
わたしは心まっすぐに調うように
感じていてるので
これからもお能に触れる機会を
自分に持ちたいなーと思います^^
その場から響いてくるものに
また触れたいと欲してしまうんだろうなー。
後が〝なんか気持ちいい〟
〝なんか良い感じ〟のです。
この機会をいただけたことに感謝です。