レジーナの今季の選手とのコラボグルメが、

先日発表された。

 

選手は6名。

その中にわが柳瀬楓菜選手も入っているけど、

それはさておき、

いちばん美味しそうだと感じたのは、

今季からエースナンバー「10番」を背負う、

瀧澤千聖(ちせ)選手の「キムタクご飯」。

 

コラボグルメに関しては、

クラブの扱いがいつもファン軽視。

カープと違って、

決まるまでの過程をYouTubeで公開しないし、

グルメの作りかたや、

中に入っているモノの説明も足りない。

 

「キムタクご飯」は初耳。

何もわからない。

 

瀧澤選手は諏訪湖のほとりの岡谷市出身。

そのあたりでは給食で出る。

そして「キムタク」の「キム」はキムチで、

「タク」はたくあん。

わかったのはそれだけ。

 

で、調べてみると、

ベーコンと白菜キムチとたくあんを炒め、

醤油で味付けして、

ご飯に混ぜれば出来上がりとのこと。

 

滝澤選手の「キムタクご飯」は、

ともに長野の名産品、

「山賊焼」と「野沢菜」を添えて900円。

量は多くないけど、

スタジアムグルメとしては、

リーズナブルという印象。

 

「山賊焼」は広島の近くでは、

岩国の山間部のレストラン、

「いろり山賊」のものが有名。

 

おなじモノだろうか、

と思ってこちらも調べてみると、

ちがっていた。

 

鶏肉料理なのはおなじだけど、

岩国のは焼き物、

長野のは揚げ物。

 

僕は「いろり山賊」には何度か行ったけど、

山賊焼は食べたことがない。

そこで注文したのはいつも「山賊むすび」。

 

大きなおむすびの中に、

いろんな具が入っている。

余所では食べられない。

そちらのほうが好みだった。

 

そして「山賊むすび」は1つだけで満腹。

他のものは注文できなかった。

 

しかしそれにしても、

キムチが給食のメニューとは、

隔世の感がある。

僕の子供時代ではあり得なかった。

そもそもキムチなんて聞いたこともない。

 

韓国の食べものが、

僕の食生活に入って来たのは、

大人になってから。

というか、最近ときどきキムチを食べるけど、

深く入り込んできたことは、

今もってない。

 

焼肉は大学のとき、

新大久保の韓国レストランで初めて食べた。

美味しかったけどその時かぎり。

その店に足繁く通う、

なんてことにはならなかった。

 

何しろ値段が高すぎたし、

いくら気に入ったとしても、

通えるはずもなかった。

 

キムチを初めて食べたのは、

ハッキリ覚えてないけど、

それからだいぶ後のこと。

30代になってからだろうか。

40代ということも考えられる。

 

キムチを初めて美味しいと思ったときのことは、

忘れようがない。

 

15年くらい前になるだろうか、

広島の予備校の後輩に、

韓国旅行のお土産でもらった、

2種類のキムチを食べたときだ。

 

感動もいいところ。

美味しすぎ。

 

同時にこれほど美味しいキムチを、

なぜ日本のスーパーで売らないのかと、

当然ながら不思議にも思ったけど、

そのレベルのものは今も売られていない。

この状況は本当に不思議。

 

 

もうひとつ、

立花葉(よう)選手のグルメは「キンパ」。

クリームソースが入っているのが彼女風。

 

写真を見ると海苔巻きみたいだけど、

「キンパ」という言葉がわからなかった。

「キンパ」って何?

 

またまた調べてみると、

韓国風海苔巻きだった。

 

近年は韓国のものが、

食だけでなく、

いろいろと日本に入ってきている。

僕にはわからないことばかり。

 

韓国のことを嫌っているわけではない。

とくに関心があるわけではないので、

わからないことばかりなのだ。