昨日の誕生日。

74年目の始まりの日。

 

起きて真っ先にしたことは、

10年ぶりくらいに買った、

ドリップ式コーヒーを淹れたこと。

 

ひさしぶりなので、

楽しみにしていたのだけど、

何と、いきなりやらかしてしまった。

 

台所の調理台の上で、

コーヒーの粉の入った袋を、

カップにセットしようと思って、

袋にくっついている、

カップのフチに掛ける「耳」を、

引っ張って袋を開こうとすると、

袋の口が下に向いていて、

すべての粉があっという間に、

調理台の上にぶちまけられてしまったのだ。

 

どっちを上にして引っ張ればいいか。

いちばん確認しなければいけないことを、

すっかり忘れてしまっている。

 

慎重に慎重に事を運べば問題ないのだろうけど、

そうじゃないと、

必ず間違いを引き起こしてしまう。

 

もう何度もやらかしているので、

わかっているつもりだけど、

わかってない「ひととき」が、

頻繁におとずれるのだ。

 

始まりの日のいきなりの失敗を、

どう解釈すればいいか。

 

この1年のうちにもっと大きな、

良くないことが起きるという前触れ?

ボケてきているのだから、

よりいっそう注意して、

行動しなさいという忠告?

 

ま、考えてもしょうがない。

自分にできることは、

後者の忠告をしっかりと胸に刻むことだけ。

 

と思っていたら、昨日に続き、

今日も愚かなミスをしてしまった。

 

ダイソーの「裾上げテープ」が素晴らしい!

という記事を読んだので、

1本だけある裾の長いズボンを、

裾上げしようとさっそく買って来た。

 

で、今朝、そのテープを使って、

裾上げを試みたのだけど、

作業を終えて、

テープを貼った箇所をよく見てみると、

何と、裾をズボンの裏側に折り込まないといけないのに、

表側に折ってテープを貼っているのだ。

 

アンビリーバブル!

 

 

3人のひとが亡くなった。

 

高石ともやさん(1941〜2024.8.17)

松岡正剛さん(1944〜2024.8.12)

石川好さん(1947〜2024.8.19)

 

高石ともやさんの、

「受験生ブルース」(詞:中川五郎 曲:高石友也/1968)

はギターのコードをすべて暗記していて、

若い頃よく弾き語りをしたものだ。

 

大好きな曲だったけど、

高校生のとき買って50年愛用したギターを、

仕事仲間だった、

フィリピンの青年にあげたこともあって、

コードは完璧に、

歌詞は半分くらい忘れてしまった。

 

 

松岡正剛さんの本はたくさん読んだ。

しかしほとんど売ってしまって、

先ほど探してみると3冊しかなかった。

 

『遊』(1982年9月特大号)

『日本問答』(松岡正剛+田中優子/岩波新書/2017)

『読む力』(松岡正剛+佐藤優/中公新書ラクレ/2018)

 

10冊はあった『遊』も今はそれしかない。

 

その『遊』の特集は「日本する」で、

目玉企画は吉本隆明と松岡さんの対談。

 

その頃、松岡さんは、

「60年代吉本隆明、80年代松岡正剛」

と言われて最も勢いがあった。

 

3冊ともザッと目を通してみたけど、

引用したくなる発言は見当たらなかった。

 

 

石川好さんの、

『ストロベリー・ロード』(早川書房/1988)

『ストロベリー・ボーイ』(文藝春秋/1990)

は面白かった。

 

どちらも手放してしまったけど、

時間があれば再読して、

あの独特な空気をまた味わいたい、

という気持ちだけはある。

 

 

サンフレッチェは天皇杯「ラウンド16」愛媛戦。

2-0で何とか勝つことができた。

 

ひと安心!

 

ハイライトを観た。

アルスラン選手がゴール前で、

今日も圧巻のフェイント。

相手選手2人を軽々とかわし、

先制ゴールを決めた。

 

彼のプレーは、

チームのすべての選手の向上心に、

強烈な刺激を与えているはず。

 

ほんと、良い選手が来てくれたものだ。