昨夜(17日)アップの宮迫氏のYouTubeで、

彼がまだ駆け出しで収入の乏しかった頃、

よく食べていたという、

袋麺のラーメンと食パンの耳を一緒に煮込む料理を紹介していた。

 

安くて美味しくて腹いっぱいになるのでオススメとのことだが、

いまはさておき、学生時代に知っていたら、

自分も1度は作ってみたかも知れない。

 

いまはさておき、と書いたのは、

いまは若い頃とは味覚がなぜか変わってしまっていて、

その手の料理は、まず間違いなく美味しいとは感じないだろうし、

作ってみる気は皆無だからだ。

 

実際、何年か前に、学生のころ大好物だった種類の袋麺を、

スーパーで見つけて衝動買いして久しぶりに食べてみたら、

美味しいという範疇から大きく逸脱していた。

昔は濃厚でひとクセあるスープが魅力だったラーメンなのに、

コアな部分がひどく薄められている印象なのである。

 

学生時代から何十年も経っているわけだから、

メーカー側で味を変えたということも可能性としてなくはないが、

変えたとしてもマイナーチェンジだろうし、

ひどく薄めるなんて考えにくい。

 

それだけではない。

ネットで多くの若い人たちが称賛していた、

カップ焼きそばもカップうどんも、

その情報を得てチャレンジしてみたが、

美味しい・不味いで2分すると、

いずれも明らかに後者に属する味。

やはり旨味の足りなさを強く感じるのである。

 

若い人が美味しいと感じ、

自分が美味しくないと感じる食べ物は、

インスタント麺のほかにもあるかも知れない。

いや、たぶんあるだろう。

 

しかし、あってもなくても、べつに構わない。

あえてチャレンジしようという精神は、

ほぼ失くしてしまっている。

 

もう長いこと、ほとんどの日は、

自分がこしらえる料理だけを食べている。

種類は数少ない。

がしかし、それで十分だ。

 

ちなみに今、もう何週間も、朝はカレーだ。

2種類のルーをブレンドし、ハチミツを多めに加える。

辛さと甘さが拮抗して、自分的には申し分ない味わい。

それで十分だ。