15、16日の2日間、所用で大船に行ってきた。

で、初めてホテルをネット予約してみたのだが、

目にとまった仲介業者のページで、

指示通りに情報を入力していくと、

現金払いを選択したのに、

最後にまったく意味をなさないとしか思えない、

クレジットカード情報を入力せよとの指示。

 

腑に落ちないので他の業者も試してみると、

そちらもおなじ指示。

 

カード情報を納得いかないまま知らない業者に伝えるのはイヤ。

しかしホテルに泊まらないわけにはいかない。

ホテルに直接電話して予約すると値段が高い。

 

しばらく、どうしようかと考えたのち、

結論が出ないままに再びネットを覗くと、

まさに神の声。

楽天トラベルのウェブサイトが表示された。

 

楽天関係の会社なら、

楽天市場や楽天ブックスをよく利用するので、

すでにカード情報は伝えてあるし問題はない。

すぐに手続きをした。

なんとか一件落着。

腑に落ちない件は、後日くわしい人に聞いてみることにする。

 

あと2つ、大船での話。

大船駅で降りて、チェックインの時刻まで間があったので、

駅前のドラッグストアに立ち寄ってみると、

何と若い男性店員が、マスクをたくさん載せたトレイをかかえ、

店内の客に売って歩いていたのである。

自分のところへも来たので、

自分はまだ必要に迫られてはいないのだが、

とりあえず1パック買ってみると、

7枚入りで305円だった。

 

そのマスクは、必要に迫られている人にプレゼントして、

自分は持ち帰らなかったのだが、

それはさておき、いま現在、最品薄商品とはいえ、

店内に陳列せずに店員が売り歩く姿に遭遇するなんて、

おそらく後にも先にもない体験。

すごくミョ〜な気分にしばらく支配された。

 

もうひとつはマヌケな話。

自分はいま抗癌剤の副作用で手足のシビレがひどく、

よく物を落としたりつまずいたり、

物に触れていてもわからなかったり、

感覚が鈍くなっているのだが、

ホテルの浴槽にお湯を張るとき、

蛇口から出てくるお湯を手にあてて、これならOKと、

あとは放ったらかしたまま、

ほどよい水位ならぬ湯位になったところでいざ入ろうとすると、

これがぬるいのなんの。

 

たった1度湯加減を手早く確認しただけでそれで良しとした、

自分の身体に対する現状認識の甘さを突きつけられ、

突きつけられたのは、何十何回目だろうと、

ひとり苦笑したのだった。