2008/01/31 朝日新聞朝刊より
野口健さんが広島の小学校で色々な話をしました。
「山頂に立ったときって、どんな気分だと思う。?」野口さんの問いに「感動する」と声が上がる。「普通はそう思うよね。僕がエベレストを初制覇したとき、涙を流している様子をが映像で流れ、多くの人が感動して泣いていると思ったようなんだ。でも本当は、怖くて怖くて泣いていたんです。」下山の際、直下のがけのような急斜面を前にすると、あまりの恐怖でパニックに陥りそうになる、と言うのだ。それを聞いた子供達は息をのんだ。
美談の裏側には様々なドラマがあります。
目標や夢にたどり着いてから様々なことが待ち受けています。達成感は人には言い切れないすばらしいものがあると思いますが、そこからが恐怖でもあります。
私の世界にもレベルは違いますが、あります。
プロの世界で生きているアスリートに治療を頼まれたとき、痛みや凝りがあるときはそれに集中できますが、何もないときは気を使います。
もし自分が治療したばかりに何かの症状が出たら、試合に集中できなかったらと考えるときがあります。
そんな時必ず自分に言い聞かせる言葉があります。
「この日のために勉強し、そして鍛えてきたんじゃないかと。今自分に出来ることを全身全霊を掛けて治療しろ。後は神のみぞ知る。」
そんな時は時間もあっという間に過ぎていき、充実感も最高です。そして結果が付いてきたときはもっと幸せな気分になります。
そんな日は必ず皆さんのところにやってくるはずです。
その時、最高の力が出せるように日頃から自分に厳しく、鍛えておきましょう。ちゃんとしていれば必ず答は良いに決まってます。そう思いませんか。