2007/12/19 朝日新聞朝刊より
佐渡裕さん 指揮者で兵庫県立芸術文化センター芸術監督の言葉
栃木の大田原高校のみんなの演奏を聴いた後、「指は動いている。ちょっと音色感の欠けるな。」
「音色感」とは、どんな早さでも、自分の一番いい音を出せるように練習する。一人ひとりの”いい音”が重なって、オーケストラ全体に生き生きした音色が生まれる。
「早い音形もゆっくり何回も練習すると、いろいろな発見がある。」
「力強さを出すには、音の芯を吹くこと。野球の打者がヒットを狙うのと同じやね。」
「オーケストラは大きなマシン。それを動かすエンジンがみんなの役割。自分の役割をしっかりこなすのが第一だ。そして何よりも大切なのは、人と響き合うこと」
こうしたアドバイスを受けて多くの学生は言葉にならない感動を受け、ますます音楽に引き込まれていきました。
私達の治療院も違い形のオーケストラです。自分の役割をしっかり認識して助け合う。でも助けるだけではダメで人と響き合う。患者さんと響き合う。言葉では言うのは簡単だけど、実行するのは本当に大変です。
どんな世界にもプロがいてアマチュアがいます。我々の仕事場にも必ず同じ事が言えます。
みんなで響き会えるような仲間と仕事できたらどれだけ楽しいでしょうか。そんな日が来るよう に毎日精進していきたいですね。