誰も着ていなかったのだ。

 

着物・・喪服

 

 

札幌市の山口にある火葬場

 

大きいんだ。人がたくさん。

 

でも、一人もいなかった。

 

 

義姉たちもみんな年をとりました。

 

手も後ろに回らないし、

 

歩くのだっておぼつかない。

 

着物は到底無理。

 

で、私だけだった。

 

着れるうちは、着よう着物。

 

楽しい時に着たいな。

 

満開だ。