前回の続きで人間関係の深め方について話そうと思う。

 

結論としては、何か一緒に取り組んだり、困難な状況を乗り越えるときに絆が深まり、より深い関係性になれると思う。

わかりやすい例を挙げると、学生時代に部活動を一緒に取り組んだ仲間や文化祭を一緒につくりあげたとか、バイトの繁忙期を皆で乗り切ったとか少し辛いけど達成感があるイベントを経験すると仲が深まる。学生時代はそういったイベントが色んな方向であるため、色々な出会いや友人の幅も広くなる。

 

しかし、社会人になるとこういった機会が激減する。同じプロジェクトのチームで困難な課題を解決させたとかそういった状況はあるかもしれないが、あまり頻繁には起こらない。また、あくまで仕事上の付き合いで、プライベートは別という考えが大半となり

友人と同僚はまた別のカテゴリーのように感じる。かつ、プライベートに充てる時間も少なくなるため、社会人になってから友人が減ったという人も少なくないのだろう。飲み会や合コン、異業種パーティ等で出会う人とは知り合いになるかもしれないが友人になれる確率は個人的には少ない。どうしても会話が表面的で深みがないのだ。後は、所属する会社名、役職、年収が友人作りにフィルターを張り、マウント合戦になるのが息苦しい。

 

だから、今は社会人で楽しめるコミュニティをつくりたい。そのためにはコンテンツが必要だ。でも、所謂イベントサークルみたいに何かイベントを企画して人を集めたとして、自分が求めるような友人と出会えるのだろうか?個人的なキーワードは共に創り上げるということだと思う。フットサルのサークルは作ったときは、初期メンバーと夜のファミレスでどうすればよい仲間が集まるか話し合ったりしたが、あの時間が凄く好きだった。皆が良いものを作ろうとに様々な意見を出しあって葛藤したので信頼できる関係性になったのだ。そこに年齢や職業や学歴は関係ない。そういうものを目指していきたい。