清水焼にはうさぎの柄が多いですが「何で?」とお客様によく聞かれます。

ピョンと飛び跳ねるから飛躍の意味合いで縁起が良いからですよ、とお答えします。
ま、率直なところ耳を長く描けばうさぎになるのでデザインにしやすい。人気があるからよく売れるので、というのもあると思います。

たくさんあるだけに完成度の高い名品もあります。
今日のおすすめは織部うさぎ抹茶碗
うさぎを描くというより緑の織部釉をうさぎの輪郭に抜いてかけている、といったイメージです。うさぎの輪郭がおぼろげでなんとも言えない愛らしさです。男性でも使いやすいデザインですね。


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この作者はNHKの番組『美の壺』にも出演された方で絵付けのデザイン力には定評があります。特に内側の金で塗られたお月様の中にうさぎが一羽。画像見えにくいですが見られますか?

このさり気なさがにくいですね!

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今年の中秋の名月は9月30日です。
お団子と一緒にお抹茶でもいかがですか?

ホームページにはまだ載せられていませんが京都駅店にて販売しております。

京都清水焼 やまなか雅陶の運営しているサイトです。

http://www.yamanaka-gato.com