最近はエアコンによる暖房の快適性や、経済性、安全性等が認知され

「暖房器具といえばエアコンだね」という考えが増えてますね。

(今日あたりは暖かな陽気で、暖房の季節でもなくなってきてますけど)

 

栃木市(旧西方町)で営業しております、アトム栃木西方店(有)ヤマナカ 代表山中です。

 

 

 

まず、電気製品ですから電源が必要になりますので、設置予定場所付近にコンセントが必要ですね。

 

各メーカから色々な機種が販売されていますが、一般的にそのエアコンの電源コンセントは専用の電気回路である必要があります。

 

普通の壁下などについてているコンセントではなくて、

 

 

こんな感じのコンセントなどです。

他にもいくつか種類がありますが、

要は、

「分電盤から直接その場所まで専用に配線されたコンセント」

が必要です。

 (通常のコンセントから電源を取ると、電気の流れ過ぎによるコードや端末が発熱して危険ですし、そのエリアの分岐ブレーカーが過電流で切れたりします)

 

 

 

先日、エアコンのご依頼を頂きまして、工事に伺ったお宅ですが

事前に下見したところ、

 

 

新築時に工事して、前もって設置されてあるコンセントは画面右側にあります。

 

その近くにエアコンを設置できればいいのですが、お客様のご希望は

室外機の置き場所の関係で、左側の赤枠当たりの場所に取付をご希望されております。(建築時の打合せ不足などによる、コンセント機器の位置ずれは結構ありますね)

 

しかしながら、そこに専用のコンセントはないので、サクッとコンセントの移動工事。

(第一種電気工事が、安全確実な工事をお約束します)

 

当店では、見栄えの観点から可能な限り隠ぺい配線にこだわります。

(もちろん追加の費用は必要ですが、事前にお見積りしてから工事いたします)

 

 

 

 

次に室内機の取り付けですが、最近の室内機器は最大能力や省エネの観点から、

内部の熱交換器が2重3重になっていて、奥行きがあってとても重くなっています。

 

きちんと取り付けないと傾いたり落下したり危険ですので

 

 

 

中空壁には金属の笠式のものを壁厚に応じて使用して、かつ間柱等の壁内の

構造体などに強固にビスで固定しております

 

また、壁に穴を空けた貫通部には保護パイプを使用し、

小動物などの侵入や暖気侵入による結露などの防止も

しっかりやります。

(この、壁にドリルで穴をあけるときは、毎回緊張しますね。壁裏センサを使ったり

建築図面などを確認して開けておりますが、建築方式により違う壁裏側の構造物の存在を

予想しながら場所決めしております)

 

 

屋外の配管カバーは標準工事には含まれておらず、追加費用が発生しますが、

美観と性能維持の観点からも、その場所に応じた各種カバーや、色とサイズを考慮

しながら工事しています。

(今回はべランダの笠木の隙間が狭いので、標準で使用しているカバーよりも

狭いものを使用して、障害物をクリアしております)

 

 

配管などの接続後、真空ポンプを使って真空引きをしっかりやり、配管の接続漏れなどのミスが

ないことを確認してから、ガスを充てんします。

 

最後に、試運転をして間違いなく動作することを確認して

使用説明をしてお引渡しです

 

このように、ご注文依頼を頂いてから、取付お引渡しまで

結構手間がかかりますが、100%の性能発揮できるように、

キチンと工事をしてしております。

 

お電話で「エアコンいくらで付きますか」と問い合わせいただいても、エアコン本体以外に

必要なものがいくつかありますので、概算はある程度お伝えできるかもしれませんが、

正確な金額は取付予定場所を下見調査しないと出せません。

 

 

 

長々ととご覧いただきましてありがとうございます。

 

 

 

 

 

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