タイトルのとおりです。おわり!








ではなくて、ちゃんと書きます。最近のフリーマーケットで連続して戴いた質問なので、書いておきたいと思います。


夏はいろいろな食品がすぐ腐っちゃいますから、気持ちは分かりますよね。











我が家のすぐ傍で撮影しましたが、南国のようでしょ?こう暑いと、腐るんじゃないかと心配もしますよね。


埼玉・山中養蜂Instagramにも同じような内容を載せておきますが、あっちは短くしないと誰も見てくれないから、こっちの方が良いかな(笑)。






成分表に賞味期限が記載されていて「あれ?」と思った経験ありませんか?腐らないと言われているハチミツに賞味期限が載っているのは何故でしょうか?








ハチミツの表示ルールに、要賞味期限設定があります。明確な日付を記載しなければならないのです。《国産天然ハチミツ規格指導要領①》をご参照。






純度100%の高糖度、少水分量、酸性の保存性の高い食品なのに必ず記載されているのは、あくまでも風味が変わらず食べられる期間を意味する賞味期限であり、これを設定しなさいと言うルールなのです。

言い換えます。そもそも賞味期限とは期限を過ぎると腐ってたり食べられなくなってしまう期限のことではないのです。未開封状態で正しく保存していた場合品質が変わらず美味しく食べられる期限が、賞味期限なのです。

つまり、傷むことがない純度100%のハチミツであっても、賞味期限は設定されるのです。日本養蜂協会では賞味期限1~3年に設定し風味が落ちないうちに美味しく食べて戴く目安とさせて戴いているのです。

もう少し詳しく書きます。純粋なハチミツは糖分約80%で水分約20%(以下)とされています。

この基準をキープ出来ないと『国産天然はちみつ』を商品名に記載することが出来ません。あくまでも本物は『国産天然はちみつ』で、それ以外は注意が必要です。


この水分量20%以下って、ミツバチが羽根で煽いで水分を飛ばしてくれているのです。






自力です。非加熱です。






片や加熱処理により水分量を減らした場合、熱により我々が期待するハチミツの各種健康成分は破壊され、単なる甘い液体です。

怖いですね。

もう一度書きます。雑菌が繁殖するために必要な水分が少なく糖度が高いため傷みにくい状態で、しかもph3~4で有効な殺菌作用を有する弱酸性なため細菌が繁殖出来ない状態で、『国産天然はちみつ』を名乗れるのです。






本物のハチミツは通常の保存方法ならば、基本的には傷んだり腐ったり、絶対しません。







しかし開封後食べるときに以下をしますと、細菌等が繁殖する可能性が高まりますのでご注意を!

⚫水分を入れる
⚫指を入れる
⚫1度口に含んだスプーンを再度使用する

食べるときには毎回清潔なスプーンで掬い、衛生面に気を配りましょう。







なお、水飴やその他砂糖水などを混ぜている商品も見受けられ、それらは純度100%ではないため、傷んだり腐る可能性はありますので、ご購入時にご確認を。







ここまで大丈夫ですか?






さてさて、未開封状態の純度100%『国産天然はちみつ』ならば、便宜上の賞味期限を過ぎても当然食べられそうと気付いた方もいらっしゃるはず。

期間を過ぎているから風味が劣化してしまう商品も世の中にはあるのかも知れませんが・・・

暗所で適切に保存した埼玉・山中養蜂などの本物の『国産天然はちみつ』であれば、ワイン同様まろやかにしてコクが増し、しかもフルーティーな味わい深いハチミツとして、ご提供させて戴く事が出来るのです。





寝かせば熟成されます。





埼玉・山中養蜂『VINTAGE』シリーズも、近々にお知らせいたします。乞うご期待!






Instagramも短めで載せました。よろしくお願い致します。

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では!