のつづきです。






ここは少し怖いお話になりますが、そもそも自然界で生きるとはそう言う事なんですよねって、人間に生まれて来れて良かったと思って戴きつつ、お話となります。







先日の王台ですが、我々人間は女王バチの発するフェロモンなんて分かりませんから、気が付くと巣箱の中に、突如として王台が現れる訳です。






しかも、1つの巣箱に1つの王台ではなく、複数の王台が現れるのです。






働きバチは複数作ります。そして女王バチも複数の王台それぞれに卵を産み付けます。

まず、ここがポイントです。











つまり分散投資みたいなもので、1つではそれが弱い女王バチであった場合、孵化しない、または孵化しても短命であるなどのリスクが予測されるからです。

難しい言い方をしますとリスクヘッジです。(難しくはないか)

そして、新女王バチ候補は自分で王台を噛み破って産まれて来るのですが・・・









ここです、女王バチとして生まれて来たからには受け入れざるを得ない衝撃の運命があるのです。


ジャジャジャジャ~ンなのです!(かなり引っ張りましたが、これなのです)

彼女の最初の仕事、それは・・・

他の王台を見付けてその王台を噛み破って、中にいる女王バチ候補のサナギ殺すことなのです。






ジャジャジャジャ~ンでしょ!







もし仮に、同じ巣箱の中に同時に新女王バチ候補が孵化してしまった際は、その新女王バチ候補同士が戦い始め、相手を亡き者にするのです。






・・・血を分けた姉妹なのに。






この行動ですが、働きバチ達が育児の際にそう教えているのでしょうか?いや、これはDNAに刻まれた本能でしょう。








本当に心身共に強くなければ、一群を率いて君臨する女王バチにはなれないのです。






女王バチ女王バチで大変な宿命を背負って生まれて来ているのですね。






そして物語は、さらにつづきます!