昔の話ですが、動物や昆虫を取り上げた『野生の王国』なる番組がありました。

行ったこともないアフリカの草原地帯やブラジルはアマゾンの密林で生活する野生の動物や昆虫を取り上げてくれ、まだ小さかった子供達と、とても興味深く視聴していた思い出があります。

あの手の番組、減りましたよね。

大体同じようなタレントさんが出て来て、どうでも良い話をしている番組が増えたように思うのは私だけでしょうか?あくまでも個人的な感想ですので、少数意見なのかも知れませんが、いや、皆さんも感じてらっしゃいますよね?

だからテレビを離れてしまっているのでしょうか、現代の若者は?選択肢が多いのも理由に上がるかも知れませんが。

テレビ離れと言えば、私の若い頃は映画でした。今ではネット上で何でも観ることも調べることも出来ますから、映画も苦労しているようです。

映画の思い出に、一時期とても流行りました『BIO HAZARD』と言う作品がありましたが、ゾンビが発生した会社の形状が、まるでアリのように地下深くに、そしてハチの巣状に作られた構造でした。

それを作中では、形がハチの巣のようだからと、英語のハチの巣を意味しますHiveと呼んでいました。



こんな形、そして、こんな風に作られていたのですね。画像お借りしました。

一企業が大都市の地下に、こんな形状の施設を作るって、どれだけ特権があるのだろうかって思ってしまいますが・・・



地下深くに巣を作るハチも居ますが、一般的に思い浮かぶのはアリです。

アリの巣は、前記しましたテレビ番組などでは、Colonyと読んでいる場合が多いのです。

先日の社会性昆虫について書いた記事に貼りましたリンク先の記事でもコロニーとなっていますが、くまのプーさんが果敢に挑んで刺されていたのはBee Hiveでしたよね?

こんなことを書いても「だから何なの?」となりますが、横に貼り付けた動画でも触れていましたが、ミツバチの天敵であるダニによって・・・

気が付くとHiveそのものが全滅する事があり、巣箱を開けてまさに『BIO HAZARD』の如くゾンビ化したハチに遭遇する場合もあります。まさにあの映画のようです。

毎日観察していてもたまにヤられますから、早急な対処が必要になります。気付いたら、残念ですが、その前後の巣板を取り外し焼却しています。

かわいそうですが、仕方ありません。

ミツバチも昆虫ですから、ダニ用の殺虫剤であれば共倒れです。化学物質は何があるか分からず危険ですから、そう言った化学物質は一切使わず、原始的ですが排除し焼却が一番の方法なのです。

私のハチミツは天然のままを良しとし、昔ながらの方法をベストとしており、結局1周回って昔ながらの方法が1番なのだと、花園養蜂場の師匠からも教えられました。

すべて天然の素材で、天然に拘っています。(巣箱の衛生管理については、後述します)

世の中、科学万能みたいな流れはありますが、結局、昔からの原始的方法が、健康に関しては1番だと考えています。

『BIO HAZARD』でも最後は、ゾンビ化してしまった街を丸ごと焼き払いましたよね。

ゾンビ化させない(ダニの被害に遭わない)方法は、自然の中でもまだ完全な解決方法がありません。ダニだってこの地球に必要だから存在しているのかも知れませんので、完全消滅させるのは生態系の全体のバランスにおいては、不可能だと思いますし、それを化学物質でと言う流れは、天に唾する行為なのではないでしょうか?

そんな事を考えながら、巣板を焼いていたりします。

ああ、またあの映画を観たくなりましたが、実際は怖い映画は苦手なのです。でも、あの映画はHiveって呼び方が気になって、観てしまうのです。

なので、続編には興味ありません(笑)。