加仁湯の温泉、4つ目かな。

第三露天風呂である。

 

 

この第三露天風呂は、多分加仁湯では一番メジャーなお風呂だと思う。

写真は大抵、この露天風呂の写真が多い。

お湯は白濁、古い小屋風が鄙びた秘湯ぽくてとてもよろしい。

行った時は、雪はなし、新緑もまだで、季節的にはちょっと半端で、見える風景もそんなに風情があるわけではなかったけれど、それでも、いい感じであった。

 

 

当然ながら、ここも混浴である。

ただし、バスタオルはOKだし、脱衣場は男女別なので、そんなにハードルは高くないと思う。

しかし・・・

私が入った時に関しては、微妙であったなあ。

他の人がいるのはしょうがない。

一番人気らしく、貸し切り状態になることも少なそうだ。

まあ、それは仕方ないんだけど、約1名「どーよ、この親父!」ってのがいたんだなあ。

混浴の場合は、お互いをじろじろ見ないのがルールってもんである。

たとえ、バスタオルOKであっても、白濁のお湯であっても、あんまり見られたくないのよ。

なのに、そのおっさんは、女性の脱衣所の入口が良く見える位置に陣取っているのだ。

別に、お風呂の中で男女住みわけしているわけではないけれど、なんとなく、男性は男性の脱衣所寄り、女性は女性の脱衣所寄りに入るってえのに、なんで、わざわざそいつは、そこにいるかなあ。

混浴ってわかっているから、女性も脱衣所から出る時には、体にバスタオルを巻いていて、すっぽんぽん状態で堂々と歩いてくることは普通ないけれど、それでも、バスタオル1枚でもかなり露出多いわけで、あんまり見られたくないわけよ。

なので、その親父には、げげ!と思ったのだった。

ちなみに、バスタオルのままお湯に浸かると、お湯の中でタオルがひらひらして、なんか落ち着かないのもねえ。

で、お湯から出て脱衣所に行く時は、体にタオルが貼りついているわけで・・・

あのおっさんは、そういうのを見て楽しんでいるんだろうなあ。

お湯加減はとてもよかったし、風情もあるから、良かったのだけど、そんなこんなで、第三露天風呂は1回入っただけだった。

 

で、この第三露天風呂の源泉は「加仁湯 黄金の湯」(多分)

源泉温度が45.3℃というのは、加仁湯では低い方かもしれない。

だから、第三露天風呂は割と長く浸かっていられる(おっさんの目がなければ)

泉質は「含硫黄ーナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(低張性・中性・高温泉)」

加仁湯の温泉、基本的には、泉質名が同じになるみたいね。

でも、それぞれの源泉によって、含まれている成分の量が違うからね。

 

今回は、おっさんのせいで、1回しか入らなかったけれど、また雪の季節にでも来たらまったりしたいね。

 

加仁湯

栃木県日光市川俣871

 

[2024年5月3日(金)]