アバチャ山登頂前に、足ならしとして、近くのキャメル・ピークに登る。
あいにく、ガスがかかっていて眺めがいいとはいえないが、それは翌日の登頂日においておくことにする。
ベースキャンプの標高が800mほど、キャメル・ピークが1100mほど。
標高差はたいしたことないが、緯度が高いので、様子はアルペンムード満々。
 
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雪渓も渡ります。
 
1時間半ほどでキャメル・ピークの肩へ。
コブの片方は落石・浮石の危険があるから×、もう片方のコブは行けなくはないが行くほどではないということで(確かにそうだった)肩まで。
 
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キャメル・ピークの肩からコブ(登れる方)を望む。標高1100mとは思えない厳しさ。
 
カムチャッカの花のシーズンは7月で、私が行った8月はすでに時期を過ぎていたが、それでも道中いろいろな花が目を楽しませてくれた。
一番多かったのはイワブクロかな。ウルップソウも咲いていたが、かなりご老体。
カムチャカのオリジナルの花で「エルマニア」という花も咲いていた。
ロシア人ガイドが説明してくれたが、名前を忘れそう。
「 『ル』 を 『ロ』 みたいに発音すれば、覚えやすいのでは」
と、提案したところ、案の定、みな簡単に覚えてしまった。
しかし、これでよかったのだろうか・・・。
 
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「エルマニア」の花。可憐な花なのに私の提案のせいで、可憐からは程遠いイメージを植えつけられてしまった。
ごめんなさい。
 
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キャメル・ピーク全貌 (ただし、別の日に撮影)
 
[2011年8月13日]