「あさが来た」感動の最終回です! | 春まだ浅き -山村竜也ブログ-

「あさが来た」感動の最終回です!

こんにちは、山村竜也です。

私が資料提供をつとめたNHK朝ドラ「あさが来た」が、4月2日(土)の放送でついに最終回を迎えました。

この回の視聴率(関東地区)はなんと27・0%! 全話を通しての平均視聴率は23・5%で、21世紀となってからの朝ドラでは最高の数字だったそうです。

最終回はわりとおとなしめの展開かなと思っていたら、ラストシーンで盛り上げてくれました。

年をとり、足も弱って杖をついての歩行だったあさ(波瑠)の目に映ったのは亡き夫・新次郎(玉木宏)。

思わず新次郎のもとへ駆け出すあさは、足の悪いのもかまわず、やがて杖ももどかしくなって放り出す。

すると、それまでの歩行が嘘のように、あさは若いころのような元気さで猛ダッシュするのです。

駆けているうちにいつの間にか、服も髪型も明治風の洋装からかつての和装に戻っている。

それは二人が元気に過ごしていたあのころ、江戸から明治初期にかけての若い姿でした。

そうして再会した二人の幸せそうな笑顔で物語は幕を降ろしたのです。

ああ、なんて素敵なラストシーンでしょう。私は思わず泣けてしまいましたよ。

「あさが来た」、やっぱり素晴らしい作品でした。

この作品の大半の回を演出し、最終回もメガホンをとったのは西谷真一ディレクター。「あさが来た」を愛した方々にとってはもはや「神」ですね。

実はこの西谷真一さん、われらが「新選組血風録」も何話か撮っていたんですよ。第11回「菊一文字」もそう!

辻本祐樹くんの魅力があふれるあの「菊一文字」もそうだったのかと思うと、これは本当に神だ。

いまさらながら西谷さんにありがとうと言いたい思いです。

ところで、辻本くんの舞台「隣はラジカル」は私は都合がどうしてもつかず観に行けませんでした。うう残念。

そんな思いもこめて、辻本くんの「血風録」のときの勇姿を一枚、載せておきますね。辻本くん、またやろうね沖田総司役!