「新選組血風録」戸沢鷲郎役の市瀬秀和は凄い! | 春まだ浅き -山村竜也ブログ-

「新選組血風録」戸沢鷲郎役の市瀬秀和は凄い!

こんにちは、山村竜也です。


NHKBS時代劇「新選組血風録」第11回「菊一文字」はご覧いただけましたでしょうか。


辻本祐樹クンの沖田総司が、原作にはない天国と地獄のような境遇を味わう話でした。お悠さんといい感じで、とっても幸せそうだったのにねえ…。


そんな沖田の幸せを奪ったのが、土佐浪士・戸沢鷲郎(わしお)。最強にして最凶の倒幕派の剣客です。


クライマックスシーン。怒りに燃える沖田と、戸沢の斬り合いは凄かった~。私は今までに、テレビ時代劇であれほど見事な殺陣を見たことがありません!


どこが凄いのか?
それは、あれだけ長い殺陣でありながら、カット割りがほとんど無かったことです。途中わずか一回だけ。


ふつうはどんなに激しい殺陣でも、細かく分割して撮影するものです。そうしないと役者が覚えきれないから。

それが、延々とノーカットで斬り合う沖田と戸沢。殺陣指導の竹田寿郎さんのつけた型を、二人は完璧にやりとげてくれました。ホントに凄いよ、キミたち!


戸沢鷲郎を演じたのは、市瀬秀和さん。

本当に剣が得意な役者さんです。おそらく、あらゆる役者のなかで、最も腕が立つんじゃないでしょうか。


そんなこともあって、実は、私は以前から顔見知りで、応援している役者さんなんです。今回は、あなたの実力を存分に発揮できる役でよかったね、市瀬さん!


「戸沢鷲郎役の人の剣、凄かったねえ」なんて声を聞くと、こちらまで嬉しくなってしまいます。


春まだ浅き -山村竜也ブログ--市瀬秀和さんと私(緑山スタジオにて)