牛丼の吉野家が化粧品事業参入!オーストリッチのオイル配合のスキンケア発売へ! | 化粧の日本史ブログ by Yamamura

化粧の日本史ブログ by Yamamura

昔の化粧から今の化粧まで、
化粧と社会、化粧と文化に関する
さまざまな話題をとりあげていきます。









サイト内の文章・写真などの複製、無断転載を禁止します

◆ブランド名はスピーディア。ブースターオイルやエイジングクリーム、パックがデビュー!

 

こんにちは、山村です!

 

8月29日の日経新聞web版に、

「吉野家が化粧品事業に参入」

という記事が載っていました。

 

「あの牛丼の吉野家が化粧品??」

と、ニュースを見てびっくりビックリマーク

しかも牛ではなく、

オーストリッチ(ダチョウ)のオイルはてなマーク

ということで、二度びっくり!!

 

食品や酒造など食に関わる

メーカーが製造するコスメは、

味の素のジーノ、サントリーのエファージュ、

ヤクルトのラクティフルなどたくさんあります。

 

しかし、これらはアミノ酸、酵母、乳酸菌など、

自社の基盤研究をベースにした商品が基本。

 

吉野家のような大手外食産業が

化粧品を発売するというのは、

これまで耳にしたことがありません。

 

マクドナルドやすかいらーくにしても、

化粧品までは手を広げていない気が…。

 

吉野家の場合は、吉野家ホールディングが、

ダチョウの肉を、牛肉、豚肉、鶏肉に続く

「第4の肉」として製品化するために、

2017年から本格的に飼育してきたという経緯があり、

同時にオーストリッチオイルの研究も進めてきたとのこと。

 

ダチョウの飼育、研究、商品開発・販売を

担っているのは、

吉野家の子会社(株)SPEEDIA(スピーディア)

 

肉については8月28日から「オーストリッチ丼」として、

吉野家の「クッキング&コンフォート」スタイル

の店舗(約400店)で数量限定で発売ビックリマーク

 

化粧品については、

オーストリッチオイルが肌水分量を増加させ、

美容成分を肌に浸透させ続ける能力が高い

という研究成果を得て、

スキンケアに応用したそうです。

 

「浸透美容」をキーワードに、

8月28日から、オーストリッチオイルを配合した

ブースターオイル・エイジングクリーム・

シートマスクなどのスキンケア、

ハンド&ボディケアミルク・首用クリームなど

ボディケア商品公式オンラインで販売されています。

 

㈱スピーディアの公式HPより

 

内容に興味がある方は下記の公式HPをご覧ください。

 

 

 

試してないので商品のレビューではないですが、

メインのグラマラスブースターオイルが

50mlで15,400円(税込)、

グラマラス エイジングクリームが40gで16,500円、

モイスチュアマスクが1枚500円と、

お値段に関しては吉野家価格じゃなくて、

むしろ高級コスメ寄りビックリマーク

 

かなりの自信作だと思われます。

 

外食産業による化粧品への新規参入は

ハードルが高いと思いますが、

これからどんな商品展開をしていくのか、

注目していきたいと思っています。

 

次回は9月20日頃更新予定。