
「龍馬」という名前の若者に声をかけてみた時の話です。
山もっティ(以下、山)「おおっ、龍馬って名前はカッコいいねぇ~」
若者「あっ、よく言われます。」
山「坂本龍馬と同じだもんね~」
若者「でも、オレは坂本龍馬より福山雅治が好きですね。」
山「???(汗)」
最後の比較はおそらく、人物としての好みではなく、顔立ちやルックスの好き嫌いの話のようです。つまり、福山雅治の方がイケメンだし、坂本龍馬よりいいと…。
昨年の「龍馬伝」があったりしましたが、残念ながら坂本龍馬サンのコトをよく知らない、わかっていない若者も結構いるような気がします。それは教育の現場における課題かもしれませんが…。
ついでに言えば山もっティも、この若者ぐらいの年齢の頃は、少しの業績と「武田鉄矢がえらくハマっている幕末志士」という程度の認識だったような気もするので、偉そうなコトは言えませんが(笑)
教師になった今も、高校生に教えられるぐらいには勉強していますが、まだまだ全然知らぬコトばかりです。
それが、龍馬サンの湿板写真や他の写真を見比べて、「これらの写真を全て満たす顔というのは、果たしてどういう顔なのだろうか?」
と考え始めたコトがキッカケで粘土をコネコネし始めた訳です(笑)
龍馬サンの鮮明な写真を見ると、子どものようなあどけなさがあったり、誰かが書いていた「英雄の風貌」も見えます。のっぺりしているかと思えば、剣客らしい筋骨の逞しさもあります。
カタチもよくつかめないまま、不思議な顔だなぁと思いつつ作っているので、はかどるハズもありません(苦笑)
とにかく、困難とは知りながら、かつ、自分自身の力量不足を感じながらも、写真からそのまま抜け出して来たような龍馬サンの姿を作り出したいと思っています。