引退した日じゃけぇFacebookで過去の記事をたくさん目にするよ嬉しい記事じゃけ載せさ... | 山本優弥の『みんなのおかげじゃけ~』

引退した日じゃけぇFacebookで過去の記事をたくさん目にするよ嬉しい記事じゃけ載せさ...

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引退した日じゃけぇFacebookで過去の記事をたくさん目にするよ💖 嬉しい記事じゃけ載せさせてね🌈 昨日はサッカーの練習後、Krushというキックボクシングの団体の試合を観に行ってきました。 僕が大学生の頃、バイトで貯めた資金でよく後楽園ホールに行き、キックやプロレスの試合を観に行ってました。その頃から活躍を追いかけていた、山本優弥選手の引退セレモニーを見届けたくて、駆けつけました!! 今はなき、全日本キックボクシング連盟に、空手の全日本トーナメントを史上最年少の16歳で優勝した実績を引っさげて、高校生でプロデビュー。毎試合、故郷の広島からジムの人とワゴン車に揺られて東京の試合会場に向かい、試合をしてまた広島に帰るというたいへんなスケジュールで戦っていたそうです。 卒業後、当時スターだった魔裟斗選手が活躍するK-1 WORLD MAXに出場するために上京。得意のパンチを武器にトップファイターと激闘を繰り広げていました。練習の傍ら、亀戸にある洋服のタグ付けや袋詰めをするバイトをしながら、明日のチャンピオンを夢見て努力し続ける姿は、当時仕事をしながら通信制の大学に通い、高校生の時からの夢だった教師を目指して必死になってた僕には、すごくカッコ良く見えたのを覚えています。 ズバ抜けた光や才能を放つスターより、等身大の真っ直ぐな姿の方が、余計に輝いて見えたのだと思います。 三度目の挑戦で、全日本ウェルター級王者になり、K-1 WORLD MAXの世界トーナメントでも3位まで上り詰めた山本選手。ただ強いだけではなく、いつもファンに優しくて、常に謙虚で、ジムやバイト先の方々から応援されている、誰からも愛されたファイターだったと思います。 昨日もサインをいただいた際に、僕が生で観た山本選手の試合の話をしました。たまたま負けてしまった試合だったので「あの時は再戦も引き分けだったし、くそぉー!って思いましたよ!!」と、ライバルとの激闘を笑いながら振り返っていました。セレモニーでテンカウントを聞いて、最後のコールを受けてから、四方のお客さんに「ありがとうございました!!」と大きな声でお礼を言ってるのを見て、つい涙が出てきてしまいました。 決してメジャースポーツとは言えない。勝っても大金が手に入るわけじゃないから、仕事をしながらじゃないと現役が続けられない。でも、それでも青春をかけて取り組む人が確実にいる。有名だとかお金持ちだとか、そればかりが人の幸せを決めるものではなくて、ただ単純にそこまでしてかけたい夢と出会えた事が、何より素晴らしい事実なんだろうなと、山本選手の最後の晴れ姿を見て感じました。 山本選手、現役お疲れ様でした。 次は貴方のような魂で戦う選手を、たくさん育ててほしいと思います!! ご本人から許可をいただいたので、2ショット載せちゃいます!!

𝑦𝑢𝑦𝑎 𝑦𝑎𝑚𝑎𝑚𝑜𝑡𝑜さん(@yamayu715)がシェアした投稿 -